愛知工業大学 就職ノート2018
103/116

面接官との「質疑応答」の場ではなく「会話形式による自己アピール」の場(知らない人・世代の違う人に対する「双方向コミュニケーション力」の程度も評価されている)POINT 1事前に「予想される質問の答え」を準備していっても対応しきれない…聞かれたことに素直に答えよう(面接官は、答えを聞いて感じたことや、その瞬間に聞きたいと思ったことも聞いてくる)POINT 2面接官は「自己理解と企業理解がどれだけしっかりできているのか」で応募者の熱意を判断する(面接官は、その熱意の程度を確認するために、いろいろと深掘り質問や細かい質問をしてくる)POINT 3面接の流れ・イメージ(一例)個人面接の進め方 3つのポイント面接官側応募者側(応募書類を見ながら)大学祭の実行委員で最初にうまくいかなかった原因をメンバーで話し合った結果、どのような結果になったのですか?メリットを明確にした提案とは、例えばどのようなものですかへえ~、そのアイデアはAさんが考えたの?ほう・・・。で、企業の反応はどうでしたか?ふ~ん、そうですか・・・。(評価シートに何か記入)では、次の質問ですが・・・はい、こちらが提供できるメリットを明確に示せていなかったことが原因だということになりました。最初は「学生の活動を応援してほしい」という主旨に協賛していただきたいというお願いの仕方をしていましたが「だったら大学に補助してもらったらよい」と言われ、外部からの協賛金で進めていくことの意義・協賛してもらう場合のメリットを明確に提案することが大切だという結論に至りました。はい、企業の知名度向上や地域貢献の姿勢をPRできるということをメリットに掲げました。具体的には来場者用パンフレットに、「大学周辺いいところマップ」という名前で観光マップのようなものをつけ、そこに協賛企業の名前を掲載しました。マップにはその企業を取材した様子なども写真で掲載し、大学祭が地域交流イベントでもあることを企業名とともにアピールできたと思います。はい、私が考えました。最初は思いつきでしたが、すぐにいくつかの市の観光協会が作成している観光マップを集めてアイデアを深めました。はい、そうする前とは全く違い、反応は非常に良くなりました。結果的に協賛を頂けなかった企業でも、企画についてはなかなか面白い・・・という言葉もいただけましたし、最初は断られたある企業からも協賛をいただくことが出来たりして、その時は「頑張って本当によかったな」と心から思いました。基礎編 Section 1102基礎編 Section 2基礎編 Section 3基礎編 Section 4基礎編 Section 5実践編 Section 1実践編 Section 2実践編 Section 3実践編 Section 4

元のページ  ../index.html#103

このブックを見る