愛知工業大学 就職ノート2018
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COLUMN企業研究の視野を広げる 企業研究の対象として考えている会社は、「自分が名前を知っている会社」や「製品・サービス名が社名となっている会社」に偏ってはいませんか?企業研究の段階では、視野を広く持つことで進路選択の幅が大きく広がります。以下の視点を参考に、自分が知らない会社にも目を向けていきましょう。 決して大企業だけが日本を支えているわけではありません。中小企業の中にも、独自の技術やノウハウ、柔軟な対応やきめ細やかなサービスによって「優良企業」と評価されている会社も数多くあるのです。●会社の「大小」で良し悪しを判断しない規模で見た日本企業の割合【参考】 経済センサス - 活動調査(2012年)〈企業数386万社〉〈従業員数4013万人〉中小企業小規模企業資本金3億円以下または従業員300人以下従業員20人以下製造業その他規模資本金1億円以下または従業員100人以下従業員5人以下卸売業資本金5千万円以下または従業員50人以下小売業・飲食店資本金5千万円以下または従業員100人以下サービス業 消費者に直接商品やサービスを提供していない会社を「BtoB企業」と言い、直接商品やサービスを提供している会社を「BtoC企業」と言います。企業の知名度はBtoC企業の方が圧倒的に高い傾向がありますが、実は日本の企業全体の約8割はBtoB企業とも言われており、優良企業も数多くあります。「知らないから」という理由で目を向けないのは、非常にもったいないことです。●「知名度」で良し悪しを判断しないX社やY社は、自社の商品やサービスを直接、消費者に提供するわけではないX社やY社は業界内で有名であれば良い!完成した製品X社・Y社の部品が欲しい自動車業界X社Y社BtoB企業部品部品消費者中小企業約1855万人(46%)中小企業約51万社(13.2%)大企業約1万社(0.3%)大企業約1229万人(31%)小規模企業約929万人(23%)小規模企業約334万社(86.5%)業種 業界誌や四季報などの就職活動の定番アイテムや新聞も活用できます。特に新聞は社会や経済全体の動きから業界・企業動向の把握ができるため、志望動機の作成や面接対策にも有効です。手段⑨: その他P.6キャリアセンター内の就職資料も活用しよう「キャリアセンターの紹介」参照50基礎編 Section 1基礎編 Section 2基礎編 Section 3基礎編 Section 4基礎編 Section 5実践編 Section 1実践編 Section 2実践編 Section 3実践編 Section 4

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