愛知工業大学 就職ノート2018
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 採用側が期待する自己アピールを行うためには、伝達手段に応じた最適なアピール内容を検討することも重要です。 例えば、応募書類で「文章」による自己アピールをする場合は、文字量も限られますし、文字でしか情報を伝えられないため、簡潔・明瞭に行う必要があります。一方、面談など「対面」による自己アピールをする場合は、応募書類で伝えきれなかった内容を含め、より具体的に、視覚的に行う必要があります。11文章と対面で伝えられることの違い-POINT- 応募書類と面接の役割を踏まえて、それぞれに応じた自己アピールの内容をまとめるためには、まず、「自己アピールで伝えたいこと全て」を明らかにすることです。そのためにまずはアピールできそうな内容を全て言葉にしてみましょう。「応募書類」の内容を考える時は、その中からアピールの中心になる内容を選び、それを軸に指定された文字数に合わせて、肉付けしていきましょう。 また、応募書類に入らなかった内容は、「面接」でより具体的な話をしていくための材料としてまとめておくと、応募書類・面接で内容に一貫性を持たせることができます。22文章で伝えるべきか対面で伝えるべきかを考えよう-POINT-応募書類と面接での自己アピールの違い応募書類と面接での自己アピールの違い応募書類と面接での自己アピールの違い応募書類と面接での自己アピールの違いシーンや手法に応じた効果的な自己アピールの方法を知りましょう= 実 践 編 =Section 1自己アピールとは文章(エントリーシート・履歴書)での自己アピール対面(面接)での自己アピール●文章量が限られる●資料として採用担当者の 手元に残る●視覚のみで情報が伝わる・文字が細かすぎて読みづらい・何を伝えたいのか分からない簡潔・明瞭にアピールし、会ってみたい(面接に進ませたい)と思わせることがゴール!!まずはできる限りアピール内容を出してみる!応募書類は、文字数に合わせてポイントを絞り込んでまとめる応募書類で伝えきれなかった部分は、面接で具体的に話すための材料にするより具体的な内容で視覚情報も使ってアピールし、自社に必要な人材と確信させる(内定を出したい)と思わせることがゴール!!NGNGNGNG・応募書類と同じ話ばかり・具体性のない話ばかり●伝えられる/表現できることが多い●形として残らない●採用側は「視覚」「聴覚」「感覚」で イメージをつかむ68基礎編 Section 1基礎編 Section 2基礎編 Section 3基礎編 Section 4基礎編 Section 5実践編 Section 1実践編 Section 2実践編 Section 3実践編 Section 4

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