カリキュラム 電子情報工学専攻
カリキュラム紹介
土台となるのは、電気・電子と情報通信分野の基礎です。豊富な実験・実習を通して、エレクトロニクスとITの知識も習得します。
PICK UP 講義
【1年】電子情報の基礎だけでなく専門科目も少しずつ学び、土台を固めます
データ解析などさまざまな分野で応用されるプログラミング言語pythonを修得します。前期に修得したC言語との違いを理解しながら応用事例への活用法を学びます。
【2年】身の回りの電子機器が動くしくみを、基礎からしっかり学びます
ディジタル機器がどのような原理でつくられ、どのような回路で構成されているのかを理解します。2進法の扱い、論理演算、順序回路の設計手順など順を追って学修します。
【3年】学生実験をはじめ、将来を見据えて専門的な科目を深く学びます
情報通信の基礎を実際に体験しながら、関連科目の理解度を深めることを目的として実験を行います。ディジタル伝送、変調・復調、光通信システムの3テーマを学びます。
【4年】卒業研究を通して、これまでの学びを将来に活かせる力に変えます
研究テーマへの取り組み方や進め方、実験結果や解析結果のまとめ方、プレゼンテーションやディスカッションの方法など、技術者に求められる基本スキルを身につけます。
PICK UP 研究室
音楽や自然の音を分析し、どのような音が人を快適にしたり、活動的にするのかを明らかにしようとしています。たとえばBGMの違いで人の作業効率がどう変わるかを実験を通じて確かめるなど、多彩なテーマを探究。将来、企業が開発する製品に使用してもらえるような、新しい技術を開発していきたいと思っています。
「ナノテクノロジーを利用した光半導体の研究」と「集積回路(LSI)の開発」が2大テーマ。将来はこの2つの研究成果を融合させて「光集積回路」をつくりたいと考えています。実現したら、たとえばスマートフォンの性能が劇的に向上し、充電も1カ月不要になるかもしれない。太陽電池は畳1枚分で家1軒の電力がまかなえるようになる。そんな可能性をもつ研究です。