| X線は電磁波の一種で、波長は紫外線よりもさらに短く100〜0.1オングストローム(10〜0.01ナノメートル)程度で、高いエネルギーをもち、物質に照射されると一部は散乱や回折を生じ、一部は吸収されて蛍光X線を発生したりする。これらの現象を利用する分析法を総称してX線分析と呼び、新しい機能をもった光触媒などの無機・有機材料の結晶状態を精密に解析するのに威力を発揮している。 |
ICP-MSはInductively
Coupled Plasma Mass Spectrometry(誘導結合プラズマ質量分析)の略。原子吸光分光光度計、ICP発光分光光度計と並ぶ代表的な無機元素分析装置の一つであり、最大の特徴は、多くの元素に対してpptレベル(1ppt
: 一兆分の一/東京ドーム一杯分の水中に溶けた角砂糖一個に相当する量)の超高感度分析が可能な点である。半導体材料や化学薬品の純度検定、さまざまな環境水の水質分析、さらには生体内元素のスクリーニングなど用途は多岐に渡っている。 |