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スポーツマネジメント専攻 石垣尚男教授 Vリーグ監督研修会で講演

2014.10.27 TOPICS

 10月5日、パナソニック株式会社の研修所(大阪府枚方市)で「Vリーグ監督研修会」が開催され、経営学科スポーツマネジメント専攻の石垣尚男教授が「バレーボールにおける動体視力の重要性とトレーニング方法」をテーマに講演を行いました。
 「Vリーグ監督研修会」は、(社)日本バレーボールリーグ機構の主催で、男女バレーボールのプレミアリーグ(V1リーグ)・チャレンジリーグ(V2リーグ)の全監督を集めて行われるもので、11月に始まるリーグ戦の前に毎年開催されています。

 石垣教授は、様々なトレーニングを積んだトップの選手がさらにレベルアップするためには、「見るチカラ」を鍛える必要があり、また、そのトレーニングは特別なものではなく日頃の練習メニューを少し工夫するだけで可能であると実例を示しながら具体的なトレーニング方法を紹介しました。
 「見るチカラ」とは動体視力や瞬間視、視野の広さなどのスポーツをする上で必要とされるものの総称で、野球、サッカーなどでも徐々に「見るチカラ」を鍛えるトレーニングが導入されてきており、導入したチームからはトレーニングにより確実にレベルアップするという声が寄せられています。
 バレーボールにおいて講演が行われたのは初めてで、参加した監督らは「非常に参考になり、さっそく練習の中で採用したい」と感想を述べていました。

 石垣教授が研究する「見るチカラ」はスポーツだけでなく、日常でも必要とされるもので、さまざまな応用に注目が集まっています。高齢者の交通事故が増えている愛知県では、愛知県警察本部の依頼により、愛知県下全署の交通安全担当の警察官を対象に「高齢者の視機能と交通安全」と題し、「視機能の低下」が高齢者の交通事故を招く要因になっていることについて講演しました。

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