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愛名会企業展を開催 就職活動が本番迎える

2015.03.11 イベント

 名古屋電気学園の後援組織「愛名会」の会員企業が出展する大規模な学内企業展が3月2、3日、大学八草キャンパス内の鉀徳館(講堂兼体育館)で開かれ、来春卒業する学生の就職活動が本番を迎えました。今年から就職活動の解禁が3カ月遅い3月1日からとなり、昨年より半月遅い開催となりました。出展企業は両日の午前、午後の部の4回に分かれ、計455社が参加、学生は2日間で延べ3,700人が訪れ、期待を持って各社ブースを回っていました。

 開会式で井研治、山田英介両副学長が「企業と学生双方にとって実りある場にしてください」と挨拶。就職担当教員と企業担当者との名刺交換もありました。入場時間になると、リクルート姿の学生たちは待ちかねたように各企業を回り説明を受けていました。機械学科の女子3年生は「自動車や工作機械関連の中小メーカーを志望しています。結構いい手ごたえを感じますが、やはり不安も大きいので早めに決めたい」と意欲を見せていました。一方、毎年出展し本学生を過去11人採用しているという東海市の素材メーカーの担当者は「解禁が遅くなった分、学生数がすごく多いように感じる。いい人材を確保したい」と話していました。

 景気回復に伴って「売り手市場」とされる中、本学への求人企業は3月2日現在、6,016社で昨年に比べ約1割減っていますが、就職スケジュール変更に伴う影響とみられ今後プラスに転じる見通しです。本学キャリアセンター長の渡辺修教授は「後ろ倒しで就活期間が短くなったので学生はタイミングを失しないよう意識して取り組んでほしい」と話していました。

 この企業展は毎年恒例で、岩井貞二愛名会事務局長によると昨年度の卒業生1,198人のうち387人が愛名会企業229社に就職、大きなウエートを占めており、就職に強い本学を支える一要因になっているとのことです。

写真は、企業の担当者から説明を聞く学生たち

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