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メディア情報研究会 「サイエンス・インカレ奨励賞」を受賞

2015.04.01 クラブ活動

 メディア情報研究会(情報科学科・鳥居一平教授)に所属する齋藤淳也さん、渡辺光太朗さん、井口喬介さん(いずれも情報科学科2年)が、2月28日、3月1日に開催された「第4回 サイエンス・インカレ(神戸国際会議場)」において『サイエス・インカレ奨励賞』を受賞しました。

 「サイエンス・インカレ 」とは文部科学省が主催し、全国の自然科学分野(数物・化学系、工学系、生物系、情報・融合領域系)を学ぶ大学生や高等専門学校の学生等が、自主研究の成果を口頭又はポスターにて発表し、学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的としており、さまざまな企業が共同で支援をしています。

 審査は、書類審査を通過した172組(総応募数291組)が、口頭発表部門48組、ポスター発表部門124組に分かれて行われました。斉藤さん、渡辺さん、井口さんらは、「咀嚼行為の増加による満腹中枢の刺激を目的とした体重減量支援システムの開発」と題しポスター発表部門で発表し、優秀な研究発表であったとして、同部門で2位にあたる「サイエンス・インカレ奨励賞」を受賞しました。

 発表の後には交流会も行われ、他大学の学生と意見や情報の交換をしたり、親睦を深めました。3人は、「他大学の発表をみて、学ぶことが多かった」「1年生のうちからこのような経験ができたことに感謝したい」「また参加できるように今まで以上に頑張ります」とそれぞれ感想を述べ、今回得られた来場者からのアドバイスや貴重な意見を反映させ、今後も研究を進めていきたいと話しています。

 メディア情報研究会は、プロジェクションマッピングなど娯楽の要素が強いと思われがちな情報技術を、学術的に応用することを目的として活動しています。今回惜しくも受賞は逃しましたが、同研究会からはほかにも2組(※)が書類審査を通過し、うち1組が口頭発表部門に選出されるなど、活発に研究開発を行っています。

※「防災・減災のための巨大地震シミュレータの開発
※「ヘッドトラッキングとモーションチェアの連動による真成な慣性の再現

写真㊤は㊧から学生奨励賞を受賞した渡辺さん、斎藤さん、井口さん
   ㊥は発表の様子
   ㊦はサイエンス・インカレで発表したメディア情報研究会のメンバー

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