開催日：2013年8月3日（土）

小中高生のみなさんに、さまざまな実験・実習・体験をとおして、理科の楽しさを実感してもらうイベント「まるごと体験ワールド」が、8月3日（土）に学内 の各教室で開催されました。11の体験講座に、約250人の子どもたちが参加。付き添いのご家族や友達と一緒に、科学とものづくりに触れる一日を過ごしま した。

「電気ってなんだ、電子ってなんだ」

簡単な実験を通して、電気と電子の不思議を体験できる講座を行いました。 電子ライターの圧電素子と電球・蛍光灯・LEDを使って雷・発光を体験する実験、紙コップとイヤホンを使った簡単な電話機製作とLEDの点滅を用いた光通信実験、 磁石と電池を使った単純なモーターの2種類の動作実験を実施しました。少し難しい実験もありましたが、電気・電子の楽しさを実感できたようです。

この他にも「雨が降り出すと電子オルゴールがなる雨降り警報器をつくろう」「アミノ酸・ポリペプチドの分子模型を作成し、構造を理解しよう」「百葉箱・風向計を作って夏の暑さを測ろう」「ヒノキの間伐材で木工体験しよう」「ペットボトルで簡単ロケットを作ろう」「ロボットカーをつくろう」「お手軽三次元CG」「夜になるとピカピカ光る電子蛍をつくろう」「蛍光物質を探そう」「プログラミングを体験しよう」などの講座が開かれました。

参加者には学生食堂の食事券が配られ、ふだん大学生が利用している食堂での昼食も体験しました。
最新のコンピュータ技術に触れたり、手作りの楽しさや奥深さを知ったり、いままで知らなかった世界を覗いたり。「まるごと体験ワールド」をきっかけに、参加者のみなさんがさらにいろいろなものに興味を持 ち、成長していってくれることを願っています。頑張れ！未来の科学者＆技術者たち！