本日、「情報処理学会東海支部 学生論文奨励賞」の表彰式が行われ、CGメディア研究室(情報科学科 水野慎士教授)の上原悠永君(大学院 経営情報科学研究科博士前期2年)が他の7名と共に受賞しました。
受賞対象の論文は、上原君が2014年7月に情報処理学会シンポジウムDICOMO2014で発表した「擬似的三次元コピーの生成とインタラクションの実現方法」です。
DICOMO2014では野口賞(優秀デモンストレーション賞)を受賞しましたが、今回は論文としても評価されたものです。
なお、今回受賞した擬似的三次元コピー機は、テーブル上に置いた物体の形状と色をテーブル上部に設置したKinectで取得して三次元CG化した後、今度はKinectを利用してユーザの視点を追跡して運動視差立体視を行うことで、テーブル上の物体を取り除いた後もまるでそこに残っているようにCG物体を表示するシステムです。
CG物体を手で変形したり、色塗りをしたりすることもできます。