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入倉孝次郎客員教授に地震工学会から功績賞

2015.06.02 受賞・表彰
  • 功績賞を贈られる入倉孝次郎客員教授(写真右)

 本学地域防災研究センター客員教授の入倉孝次郎氏が日本地震工学会から平成26年度の功績賞を贈られました。入倉氏は地震学者で、特に経験的グリーン関数法を用いた大地震時の強震動予測に関する研究などが専門です。永らく京都大学で研究を続け名誉教授。2005年からは本学客員教授を務めています。日本学術会議の会員や日本地震学会、日本地震工学会の会長も務めました。

 功績賞は地震工学や地震防災の進歩・発展、地震工学会への顕著な功績に対して贈られるもので、入倉氏に対する授賞理由は「強震動予測の標準化手法(レシピ)の開発に対する貢献」です。贈呈式は5月22日、東京都内で開かれた地震工学会社員総会の席上行われました。地域防災研究センター長の正木和明土木工学科教授は「入倉先生は南海トラフ巨大地震震度予測や原子力発電所規制問題にも深く貢献されています」と話しています。

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