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映画監督の堤幸彦客員教授による特別講義(情報科学科)を実施

2015.06.30 TOPICS

 6月23日、情報科学科3年生を対象にした「デジタル映像処理及び演習1」の授業が八草キャンパス1号館3階(メディア視聴覚室)で行われ、客員教授の堤幸彦映画監督が本年度、第1回目の特別講義を行いました。
はじめに、堤監督のプロフィールから、これまでの作品に続き9月公開予定の最新作「天空の蜂」までの紹介が行われ、本学で制作した映画「A.F.O」(2014年2月公開)も登場しました。

 この講義では、実際にテレビドラマで放送されたシーンがどのようにして撮影されたのかを、堤監督がメイン演出したテレビドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』を例に、ひとコマひとコマの映像処理について台本をもとにカットシーンを映して説明が行われ、学生たちも興味深く受講していました。

 最後に学生からの、「それぞれのシーンには目的があるのか?」という質問に対し、堤監督は「すべてのシーンに狙いがある」と答え、特に大切なシーンの撮影方法など、より効果的な撮影技術について熱心に説明しました。また将来、映画監督を目指す学生たちには、今までの撮影方法とは違った個性的な技術を取り入れて欲しいと期待の言葉を送っていました。

 次回の授業では、実際に撮影、編集などを行い、作品を制作する過程を実践的に講義する予定です。

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