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CGメディア研究室のデモ発表が情報処理学会DICOMO2015で野口賞1位・2位を受賞!

2015.07.16 受賞・表彰
  • 水野慎士教授と松末千佳さん

 7月8日~10日に岩手県安比高原で開催された「情報処理学会DICOMO2015」において、CGメディア研究室(情報科学科 水野慎士教授)のデモ発表2件が、それぞれ優れたデモ発表に贈られる野口賞1位(最優秀デモンストレーション賞)と2位を受賞しました。

 野口賞1位となったのは、水野慎士教授と磯田麻梨乃さん、伊藤玲さん、岡本芽唯さん、近藤桃子さん、杉浦沙弥さん、中谷有希さん、廣瀬元美さん(いずれも情報科学科2年)が発表した「インタラクティブコンテンツ『お絵描きダンスステージ』の開発」という研究です。これは紙にペンで自由にキャラクタを描いたあと自由にダンスをすると、自分の描いた絵がCGキャラクタになって自分の振り付けで踊り出すCGコンテンツです。映像表示には運動視差立体視CGを用いており、CGキャラクタがまるで目の前のテーブル上で踊っているように感じられます。この発表は審査員採点とデモ参加者投票のどちらも高く評価されました。なお、『お絵描きダンスステージ』は8月29日と30日に東京渋谷で開催される「ワークショップコレクション11」にも出展されます。

 野口賞2位になったのは、松末千佳さん(情報科学科4年)と水野慎士教授が発表した「身体動作とスキンシップに基づくサウンド生成システムの提案」という研究です。これは身体動作で様々な効果音を出したり、楽器を仮想的に演奏したりすることができるインタラクティブコンテンツです。二人同時に身体動作を行うことで特殊な効果が発生したり、仮想的にバンドを組んで演奏したりすることも可能です。審査員からは特にユーザ同士のスキンシップによる効果音の発生について評価されました。

 なお、水野慎士研究室の野口賞1位の受賞は3年連続で、受賞自体は4年連続となります。


◆DICOMO2015
 http://dicomo.org/

◆研究室HP
 http://aitech.ac.jp/cgmedia/

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