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『音と波 その素顔と振る舞い』に日本騒音制御工学会から研究功績賞(著書)

2015.09.15 受賞・表彰

本学電気学科の久野和宏前教授、建築学科の佐野泰之准教授、三重大学工学研究科の野呂雄一准教授の共著『音と波 その素顔と振る舞い』が公益社団法人・日本騒音制御工学会の平成26年度研究功績賞(著書)を受賞しました。

 三氏は電気音響や建築音響など音響学の研究・教育に取り組んでおり、これまでにも共著を発行していますが、本書は音に関する入門書として発行されました。久野前教授は「音は普通に耳から入って、皆さんなじみ深いものですが、きちんと理解するには物理や数学の知識も必要。でもなかなかそこまでたどり着けないので、できるだけ易しく記述することに努めました。数式が苦手な方は読み飛ばしても構いません」と話しています。久野前教授らは『騒音と日常生活』『都市の音環境』などの本も何冊か著わしており「それらも含めて評価していただけたのではないか」とも話しています。

本書は2013年9月に技報堂出版から発行され、A5判、127ページ。「音(波)のイメージ」「音の方程式の生い立ち」「音と人の世界(アナロジー)」など9章から成ります。

写真㊤ 表彰状や著書を手にする久野前教授㊨と佐野准教授

写真㊦ 著書『音と波 その素顔と振る舞い』

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