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ビジュアル情報処理研究室 DICOMO 2015 ヤングリサーチャ賞を受賞

2015.09.29 受賞・表彰
  • 受賞した伊神さん㊧と澤野准教授㊨

 7月に開催された「情報処理学会 マルティメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO 2015)」で、ビジュアル情報処理研究室(情報科学科・澤野弘明准教授)の伊神栞里さん(情報科学科4年)が「魚の動きに対応した映像演出システムの提案」と題し発表を行い、学術・技術の普及に貢献する優秀な発表であると認められ、ヤングリサーチャ賞を受賞、先日表彰状が届けられました。

 水槽の裏側にはディスプレイが設置してあり、水槽内の魚の動きをカメラで追跡し、検出した位置に「吹き出し」などの映像を描画します。用意してある映像を一方的に流すのではなく、魚の動きや状況に合わせて自動的に演出を行えるのが特徴。魚同士が会話をしたり、追いかけっこをしているようなユニークな演出をめざしています。

 将来的には病院の待合室など人が集まるところでの設置や、大きな水槽で複数の魚が会話したり、見ている人ともコミュニケーションするなど、実用化を視野に入れ研究を続けています。

動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=lKqc-aH3LGU

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