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日本建築学会設計競技で優秀賞!最終選考に本学から多数の快挙!

2015.10.07 受賞・表彰
  • 優秀賞の㊧村山さん㊨平井さん
  • 全国入賞&最終審査を通過の学生たち
  • 優秀賞の「居木場所(いきばしょ)」

 9月4日、「2015年度支部共通事業日本建築学会設計競技」(日本建築学会主催)の全国審査が東海大学(神奈川県平塚市)で開催され、全国各支部の審査を通過した学生たちが一堂に集結し、最終審査で平井創一朗さんと村山大騎さん(いずれも建築学科4年)が優秀賞に選ばれました。平井さんと村山さんはタジマ奨励賞も受賞しダブル受賞となりました。

 今回の課題は、今ある「まち」を再開発するのではなく、50 年前に遡ってリセットし、現在あるべき「もう一つのまち・もう一つの建築」を構想するというもの。平井さんと村山さんは、50年前に衰退し、なくなってしまった名古屋市熱田区堀川沿いの「白鳥貯木場」に着目し、貯木場と木材文化を復活・存続させることで、循環型社会の実現を目指すということを提案しました。木を活用した「漁礁」を設置するという斬新なアイディアで「漁礁」がもたらす水質の改善による魚・植物・人の共生、都市の活性化などが期待できるほか、資源としての「木」の管理まで、自然の循環をトータルで考えました。

 2人は、3年前期から製図の授業を履修しています。現在履修している「建築設計2」の授業の一環として挑戦した設計競技で、その成果を出しました。「とにかく今は建築を学ぶことが楽しく、もっと力をつけたい」と話し、2人とも大学院に進学することを決めています。

 今回、最終審査に残った12組のうち本学からは、全国入賞が4組、最終審査通過が3組でした。建築学科4年で「建築設計2」の授業(安井秀夫教授)を受ける学生と、計画系研究室(中井孝幸准教授)の学生たちです。建築学会全国最終審査12組中に同じ大学から多数が選ばれた事は快挙であるとして他大学の先生方からも高く評価されました。

■全国審査優秀賞------------------------------------------------------------------------------

・平井創一郎さん、村山大騎さん

■全国入賞-----------------------------------------------------------------------------------------

・平井創一郎さん、村山大騎さん     

・藤江眞美さん(大学院工学研究科2年)、後藤由子さん(同1年)

・河口名月さん、大島泉奈さん、沖野琴音さん、鈴木来未さん

(いずれも建築学科4年)

■タジマ奨励賞(大学院生は対象外、東海支部で入選)-----------------

・平井創一郎さん、村山大騎さん

・三井崇司さん、直井美の里さん(いずれも建築学科4年)

・河口名月さん、大島泉奈さん、沖野琴音さん、鈴木来未さん

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