10月7日~9日、スウェーデンのヴィスビーで開催された国際会議「CYBERWORLDS 2015」で、情報科学科・水野慎士教授と、本学大学院経営情報科学研究科修了生の近藤菜々子さん(2015年3月卒)が研究した"Creating 3DCG objects like toy blocks from a picture on a sketchbook"がBest Poster Award を受賞しました。「CYBERWORLDS 2015」は、VR・CG・マルチメディア・ネットワークコミュニケーションなどに関する国際会議です。
今回は、近藤さんの修士論文研究である「不思議なスケッチブック」をベースに、スケッチブックにお絵描きすると、描いた絵がレゴブロック風の三次元CGを生成したり、生成した三次元CGとスケッチブックを介してインタラクションを行うなどの拡張を行いポスター部門に発表、参加者による投票で最多得票を獲得してBest Poster Award を受賞しました。
水野教授が指導するCG・メディア研究室では、CG・画像処理・インタラクション・デジタルコンテンツなどをキーワードにして、研究と制作を行っています。これまでにも、水野教授が開発した「お絵かきダンスステージ」や、近藤さんが学部生の時から研究に取り組んだ「不思議なスケッチブック」は、国内外の会議やワークショップでたくさんの賞を受賞しました。各地で行われるデモンストレーションでは、自分が描いた絵が3DCGによりさまざまに変化する様子に子供たちが夢中になり、ブースに行列ができるなど大きな反響を得ています。
国内外で注目度も高まり、企業からの依頼や提案で研究をスタートすることも増え、研究に取り組む学生たちの大きなモチベーションとなっています。
【今後の主な出展スケジュール】
●11月1日 せと・まるっとデジタルまつり(瀬戸市デジタルリサーチパークセンター)
●12月12日~13日 デジタルコンテンツ博覧会NAGOYA(名古屋市ナディアパーク)
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"Creating 3DCG objects like toy blocks from a picture on a sketchbook"