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本学院生3人が受賞 電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会

2016.01.25 TOPICS

 平成27年度電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会で優秀論文に選ばれた学生の表彰式が1月20日、名古屋市のルブラ王山で開かれ、本学電気学科から電力システム工学研究室(一柳勝宏教授、後藤泰之教授、雪田和人教授)の瀧川洋平君=大学院工学研究科博士前期課程電気電子工学専攻2年=が「電気学会B賞」、中川晃二君=同2年=が「連合大会奨励賞」、電気エネルギー工学研究室(箕輪昌幸教授)の吉田光貴君=同1年=が「電気学会B賞」をそれぞれ受賞しました。
 瀧川君の論文は「競技用ソーラーカーによる分散型MPPTの検証」で、太陽電池の効率をソーラーカーで実証したものです。瀧川君は「学部時代からずっと続けてきた研究なので評価されてうれしい」と喜びを述べました。
 中川君の論文は太陽光発電に関連した「単独運転検出に負荷条件の差異が与える影響」とのタイトルで、試験条件に差異のある発電保護装置に関する2つの規格を検討したものです。中川君はエコ電力研究センター・合田忠弘客員教授から実施指導を受け、「受賞は大変光栄。今後も引き続き研究に励みたい」と感想を述べました。
 吉田君の論文は「上越風力発電施設1号機を対象とした平成25年度の冬季雷観測」と題し、同施設から得られたデータを基に雷放電発光と電流波形の関連性を調べたものです。吉田君は「データ量が多く解析は大変でしたが、認められてうれしい」と話していました。
 3人は昨年9月に名古屋工業大学で開かれた同連合大会で論文発表していました。

写真は、「電気学会B賞」の瀧川洋平君(中央)、吉田光貴君(右)、「連合大会奨励賞」の中川晃二君

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