NEWS詳細

機械学科の学生がベストプレゼンテーションアワード受賞

2016.03.23 受賞・表彰

 機械学科4年の中谷英さんが、本学で3月16日に開かれた日本機械学会東海学生会第47回学生員卒業研究発表講演会の講演発表者となり、ベストプレゼンテーションアワードを受賞しました。
 材料力学研究室(戸伏壽昭教授)に所属する中谷さんは「TiNi形状記憶合金のクリープ特性」のテーマで発表しました。全体で112テーマの講演発表があった中、研究内容に加えて発表態度も優秀だった中谷さんら3人にベストプレゼンテーションアワードが贈られました。
 中谷さんは、TiNi形状記憶合金を一方向に引張り、一定荷重下で時間の経過とともに変形が増大する「クリープ現象」について研究しました。保持する力や引張る速さ、温度の条件を変えながら実験を進めた結果、クリープ変形が現れるために必要な応力保持ひずみの割合などを明らかにしました。
 これは形状記憶合金をロボットなどの動きに応用する際、精密な制御を可能にするために理解しておかなくてはならない特性です。4月から大学院機械工学専攻に進む中谷さんは「相手に分かりやすく伝えられる発表を今後も心がけたい」と喜びを話しています。


※写真は、ベストプレゼンテーションアワードを受賞した中谷英さん

PAGE
TOP