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「SIGGRAPH2016」に2件採択!CGメディア研究室

2016.05.27 受賞・表彰

 CGメディア研究室(情報科学科・水野慎士教授)の研究2件が、7月24日から28日まで,アメリカのアナハイムで開催される「SIGGRAPH2016」のポスターセッションに採択されました。
「SIGGRAPH」は世界最高峰のCGに関する国際会議であり、ポスターセッションであっても学部生の研究がSIGGRAPHで採択されることは容易ではありません。

 採択されたのは、岩崎妃呂子さん、近藤桃子さん、伊藤玲さん(いずれもメディア情報専攻3年)らによる"Interaction with Virtual Shadow through Real Shadow using Two Projectors"と、水野教授の"A Tabletop Stereoscopic 3DCG System with Motion Parallax for Two Users"の2件。

 岩崎さんたちの研究は、先日東京都渋谷区で行われた、いけばな龍生派130周年記念展の「いけばな影絵」を実現するための基盤技術に関するもので、リアルな生け花とバーチャルな映像を見事に融合させ、インタラクティブ(双方向性)を取り入れた展示で会場を魅了しました。

 水野教授の研究は、「擬似的三次元コピー」や「お絵描きダンスステージ」などで使われる運動視差立体視CGシステムを2人で同時に使用できるように拡張したもの。立体CGを2人で共有しながら対戦ゲームなどが可能になります。

 ひらめきをカタチに。CGメディア研究室は、インタラクティブ(双方向性)を取り入れながら新しいものを創造することに挑戦。常に進化を続けています。

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