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サイバーボランティアに新たに24人を委嘱

2016.07.05 TOPICS
  • サイバーボランティアの委嘱を受ける学生たち

 情報科学科1~4年生の24人が、愛知県警と連携してインターネット上の有害情報の監視などに取り組む「大学生サイバーボランティア」の委嘱を受けました。サイバーボランティアは県警が県内の大学生有志に呼び掛けて始まり、今年で5年目。委嘱を受けた日から卒業までが活動期間で、本学からのボランティアは累計で62人に上ります。
 委嘱式は7月1日、八草キャンパス1号館で行われ、担当の菱田隆彰情報科学科教授の立ち会いのもと、県警サイバー犯罪対策課の足立達信警部が学生一人ひとりに委嘱状を手渡して「皆さんが手本になってインターネットの安全な利用を広めていただければ」と呼び掛けました。
 引き続き、学生たちはサイバーパトロールの要領などについて講習を受けました。パトロールを始めるにあたっての安全対策や、違法情報を発見した時の通報の仕方のほか、偽ブランド品の販売、出会い系サイトでの児童の誘引、規制薬物の広告、IDやパスワードを盗み取るフィッシング行為、偽ショッピングサイトなど、多岐にわたるサイバー犯罪の具体的な特徴について説明を聞きました。
 県警サイバー犯罪対策課はサイバーボランティアの狙いについて「セキュリティー意識を高めることで、自身や身近な人の安全も守ってもらいたい」としています。ボランティアはサイバーパトロールのほか、児童・生徒をサイバー犯罪から守るためのワークショップなどにも協力していきます。菱田教授は「情報科学を専門に学んだ知識を実力に変える良い機会ですので、ボランティアの皆さんには無理のない程度に活動してもらいたい」と話していました。

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