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情報科学科「Team AI」が「ART VISION 2016」世界大会ファイナリスト16作品に選出

2016.09.21 TOPICS

 世界最大のプロジェクションマッピングイベントである「ART VISION2016」において、本学情報科学部・鳥居一平教授が率いる「Team AI」の齋藤淳也さん(情報科学科3年)を中心に総勢50名で制作した「Embryo」が、最終審査でベスト16に選出され、本選となる世界最大規模の光の祭典「モスクワ国際フェスティバル」で上映されることが決定しました。

 「ART VISION」はロシアの首都モスクワで行われる、光を使ったインスタレーション及びプロジェクションマッピングの国際的な祭典。昨年の来場者は4日間で750万人と世界最大規模を誇りギネスにも登録されました。世界中の国際的なデザイナー、アーティストが参加し光を使ったマルティメディアショーを演出、観客を魅了します。

 数百にもなる応募作品は、レディ・ガガ、スティービー・ワンダー等のコンサートやPV、2012年のロンドン五輪でもライトニング全般を手がけたパトリック・ウッドロフ氏を審査委員長としたロシア・イギリス・オーストリア・イタリア・スペインなどから集まった12人の審査員によって、実績・コンセプト・動画などをもとに厳しく審査されました。3次審査に残った156作品の中からさらに絞られたファイナリスト16作品は、9月24日~27日にボリジョイ劇場、全ロシア博覧センターのメインパビリオン正面の壁に連夜投影され、来場者の反響なども加味してグランプリが競われます。

 これまでにも、情報科学科メディア情報専攻の学生たちで構成される「メディア情報研究会」はさまざまなイベントなどでプロジェクションマッピングを制作・上映することで技術を向上させてきました。最近では多方面から映像制作の依頼も増え、制作を通して社会経験を積むなど貴重な経験をしています。

 今回「ART VISION2016」に挑戦するにあたり、鳥居教授は「Team AI」を新たに結成。チーム名には、AIT=Aichi Institute of Technology(愛知工業大学)と、AI(人工知能)の意味合いを込めました。今後、プロジェクションマッピングなどの映像制作については「Team AI」として活動。学生たちに挑戦と実践の場を提供し、向上心やモチベーションを常に高く、学生とともに世界を目指します。

  • ファイナル16作品に選ばれた「Embryo」
  • 「Team AI」最前列中央:リーダー斎藤さん  2列目右端:鳥居教授
  • 「脳」のデザインを配置
  • 昨年の様子
  • 昨年の様子
  • 昨年の様子
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