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土木工学科 最先端のICT施工技術を体験

2016.10.04 TOPICS

 少子時代を迎えた中で、建設業の魅力や「やりがい」を若い世代に正しく伝えようという建設産業関係者による出張講座が10月1日、八草キャンパス一帯で開かれました。
 建設業の若手経営者らでつくる中部建設青年会議の新建設産業創造委員会が主催し、今年で3回目。土木工学科3年生の92人が受講し、午前中は7号館の教室で座学を受けました。
 初めに、本学OBである国交省中部地方整備局名四国道事務所の宮内秀弘所長が「建設業の現状と今後」と題して講義。住民の暮らしと安全を支える多彩な事業について話し「我々と一緒に地図に載る仕事に取り組みましょう」と呼び掛けました。続いてNPO法人建設経営者倶楽部の降籏達生理事長が、大手ゼネコンに勤務した自身の経験を踏まえて「建設業のヤリガイと魅力」を紹介。発注、設計・測量、施工技術、施工技能の分野別に、それぞれの仕事の重要な意味を語り「皆さんが幸せな社会をつくることを祈っています」と結びました。
 休憩をはさみ、午後から行われる体験実習に向けて、西尾レントオール株式会社の山口秀樹氏が「情報化(ICT)施工技術とは?」と題し、3次元のデータに基づき重機などを自動で操縦する工法について説明しました。体験実習はキャンパス北側の実習地で行われ、学生たちは4班に分かれて最新の技術を搭載したブルドーザー、タイヤローラー、パワーショベルなどの重機を体験。ドローンや杭打ち誘導ナビなど、ICT技術を活用した測量システムについても理解を深めました。

  • 宮内秀弘所長
  • 降籏達生理事長
  • 山口秀樹氏
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