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CQ EVミニカート筑波レースで特別賞を受賞

2016.11.01 受賞・表彰

 10月9日、日本電気自動車協会(JEVRA)が主催する「2016年CQ EVミニカート筑波レース」が筑波サーキット(茨城県下妻市)で行われ、本学から参加したチーム「AIT-PELMoD」が特別賞を受賞しました。

 このレースは、各チームが同性能の鉛電池で共通の「組立カート」を使用しながら、モータのプログラム制御やコイルの巻き数・太さを変えるなど自分で手巻きした「自作の手巻きモータ」を搭載して他チームとの差別化を図り、1周2.1kmのサーキットを30分間走行。その走行距離を競う耐久レースです。モータと制御技術=「エレクトロニクス&マイコン応用技術」を競うことを目的としています。

 チーム「AIT-PELMoD」は学生チャレンジプロジェクトとしてこのレースに参加。電気学科・元谷卓講師の指導の下、スピードが速く、かつ長時間走れるモータを作製するため、何度もコイルの巻き数・巻き方・つなぎ方などを変えたり、制御基板の調整を行い、速度と電費のベストバランスを求め走行実験や改良を重ねました。

 本番では、4周を走り全体で6番目の成績でありながら、完走(1位の車両の7割を走行)には1周足りなかったため正式な順位として認定されませんでしたが、学生部門(大学・高専・専門学校)の中で最上位であったため「特別賞」を受賞しました。今回の挑戦で見えた課題や車体の改良など、来年の挑戦に向けて早くも動き出しています。

 『学生チャレンジプロジェクト』は、学生が企画した優秀な企画に対し、製作場所の提供や大会への参加費などを大学が助成し、学生のチャレンジをバックアップする本学オリジナルの制度です。大学での学びや研究の成果をもとに実践と検証を行い、チャレンジを通してさまざまな社会経験が得られる貴重な機会となっています。

【チーム「AIT-PELMoD」のメンバー】
加藤雅也さん(電気学科4年) 田口俊毅さん(同)
下瀬克海さん(電気学科2年) 坂井 渚さん(同) 三宅博成さん(同)

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