情報科学科・水野慎士教授が、2015年4月から2016年3月までの情報処理学会の各研究会で最も優れた研究発表を行ったとして「2016年度情報処理学会山下記念研究賞」を受賞しました。

　受賞の対象となったのは、水野教授が開発したインタラクティブコンテンツ「お絵描きダンスステージ」。紙にペンで描いたキャラクタが運動視差立体視CGとしてテーブル上に実在するようにCGキャラクタになって自分の振り付けで踊りだし、手を近づけると声を出してジャンプするなどインタラクション性を持っていることが特徴です。

　これまで様々なワークショップに出展し、ペンを使った「お絵描き」と「ダンス」という日常的なアナログ操作を通じたデジタル空間との対話が子供からお年寄りまで幅広い世代に受け入れられています。このコンテンツは情報処理学会DICOMO2015のデモ発表で野口賞第１位を受賞しており、今回デジタルコンテンツクリエーション(DCC)研究会の発表の中で最も優れた1件としても選出されました．

　表彰式は３月１６日に名古屋大学で開催される情報処理学会第79回全国大会の中で行われます。