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F.E.試験に6人目の合格者

2017.02.28 受賞・表彰

 エンジニアの資格として国際的スタンダードとなっている米国プロフェッショナル・エンジニア(P.E.)の1次試験に相当するファンダメンタル・エンジニア(F.E.)試験に、大学院博士前期課程工学研究科機械工学専攻1年の中谷英君が合格しました。
工学全般から出題されるF.E.試験は、すべて英語で行われる難関です。武田亘平講師の高機能材料加工・力学研究室に所属する中谷君は、学部3年時から機械学科の「P.E.コース」で勉強に励み、今年1月下旬に大阪でWeb受験しました。「思った以上に勉強をやりきれていなかったことを試験中に自覚しましたが、なんとか結果を出せたことに加え、工学の知識に対する自信も生まれました」と喜びを話しています。
 中谷君は「資格を取って終わりでなく、資格を生かして社会に貢献したい」と、4年以上の実務経験が必要とされるP.E.試験(2次試験に相当)も次の目標に入れています。また、「合格はしたがまだ実力は不十分と感じるため、もう一度勉強する。」と高い能力が備わったエンジニアを目指しています。
 機械学科のP.E.コースは、P.E.制度の精神に基づいて2009年度にスタートし、高度なエンジニアの育成を目的とした少人数教育に取り組んでいます。P.E.コースからのF.E.試験合格者は累計で6人となり、担当教員は「やる気のある学生が、視野を広げつつ、さらに考える力を伸ばしていけるように高い目標やモチベーションを提供したい」と話しています。

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