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「第6回 サイエンス・インカレ」でコンソーシアム奨励賞を受賞

2017.03.07 受賞・表彰

 メディア情報研究会(情報科学科・鳥居一平教授)に所属する相原愛美さん、久野茜さん、山本青里奈さん(いずれも情報科学科2年)が、3月4日、3月5日に開催された「第6回 サイエンス・インカレ」(筑波大学にて開催)において『サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞〈グッドパフォーマンス賞〉』を受賞しました。

 「サイエンス・インカレ 」とは文部科学省が主催し、全国の自然科学分野(数物・化学系、工学系、生物系、情報系、文理融合系)を学ぶ大学生や高等専門学校の学生等が、自主研究の成果を口頭又はポスターにて発表し、学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力・課題探究能力・プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的としており、さまざまな企業が共同で支援をしています。
 審査は、書類審査を通過した180組(総応募数241組)が、口頭発表部門46組、ポスター発表部門134組に分かれて行われました。相原さん、久野さん、山本さんらは、「瞬き間隔の測定を用いたVDT症候群の改善~タブレットで出来る予防&回復~」と題しポスター発表部門で発表し、優秀な研究発表であったとして、「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞〈グッドパフォーマンス賞〉」を受賞しました。
 発表の後には交流会も行われ、他大学の学生と意見や情報の交換をしたり、親睦を深めました。3人は、「人前でしゃべることでなかなか出来ない経験ができた」「他の発表を聞いて刺激を多く受けたので自分たちの研究もさらに深めていきたい」「審査員の方々に言われことを今後いかしつつ研究をしていきたい」とそれぞれ感想を述べ、今回得られた来場者からのアドバイスや貴重な意見も反映させ、研究を進めていきたいと話しています。
 メディア情報研究会は、プロジェクションマッピングなど娯楽の要素が強いと思われがちな情報技術を、学術的に応用することを目的として活動しています。今回惜しくも受賞は逃しましたが、同研究会からはほかにも6組(※)が書類審査を通過しており、活発に研究開発を行っています。

※「咬合力を鍛えるトレーニング法の提案ー咀嚼で始める生活改善ー」
※「自閉症児のためのたすく行程表のアプリ開発~画像・音声・テキストによるスケジュール管理」
※「被災時帰宅困難者のための自宅へ戻る最短経路探索」
※「南海トラフ地震災害シミュレーション~立体投影装置による可視化~」
※「インタラクティブに視点追従する映像技法」
※「断続的な昇降を加えた姿勢計算システム及び仮想空間との連動」

写真㊤ 左からサイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞〈グッドパフォーマンス賞〉を受賞した山本さん、相原さん、久野さん

写真㊥ 表彰式の様子

写真㊦ 参加したメディア情報研究会6チーム

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