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戸伏壽昭機械学科教授が最終講義

2017.03.08 TOPICS

 3月末で定年退職する機械学科の戸伏壽昭教授が2月24日、八草キャンパス1号館3階メディア視聴覚室で最終講義を行いました。幅広い交友関係を反映して会場のキャパシティを超える教え子、知人、教職員らが聴講に詰めかけ、戸伏教授は大学で過ごした年月を研究テーマなどを通じて振り返りました。

 戸伏教授は1975年から本学で教育・研究活動に打ち込み、主要な研究分野の形状記憶材料では世界で最も高く引用された上位1%の論文著者(2011年の分析)となっています。最終講義は、九州工業大学、名古屋大学大学院で過ごした若い時代の10年を含めて「52年間の大学生活で学び経験したこと ―若い人に贈る言葉― 」と題して行い、炭素鋼の応力・ひずみの関係を人生の努力・成果の関係にたとえて読み解くなど、含蓄に富んだ内容となりました。

 かつて機械学科に在籍していた電気学科の道木加絵准教授から花束を贈られて労をねぎらわれた戸伏教授は、会場の大きな拍手に笑顔でこたえていました。講義後は学内のカフェで退職記念パーティーが開かれ、参加者と思い出話を披露し合って和やかに交流しました。

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