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スポーツマネジメント専攻 名古屋グランパスU-15鄭監督が特別講義

2017.07.31 TOPICS

 7月21日、経営学科スポーツマネジメント専攻の学生を対象に「キャリアデザインⅠ」の授業の一環として、名古屋グランパスU-15で監督を務める鄭容臺(チョン・ヨンデ)氏が来校し、これから就職活動を始める学生たちを前に、自身の経験をもとに、自分の人生を切り開いていくヒントなど貴重な話を披露しました。

 鄭監督は、最初に自分のルーツである在日コリアンについて紹介しました。プロ選手に憧れるサッカー好きな少年が、さまざまな壁にぶつかりながらも「とにかくサッカーをしていたい」一心でサッカーに取組み、念願のプロ選手になったとのこと。国内では、名古屋グランパスやセレッソ大阪などで選手として活躍したほか、指導者としても数々のチームに貢献してきましたが、決して順風満帆な道であったわけではなく、移籍や復帰、戦力外通告、解任なども経験。それでも「サッカーをしていたい」という気持ちが消えることはなく、目の前にあることに全力で取り組んできた結果、周りの人々の助けがあり必ず道が開けてきたといいます。

 サッカーに限らず、好きなものを見つけやり続けること、そのためにどのようにすればよいか自分で考えること。とにかく前に進む、逃げない、目をそむけないでやり続けることで最初に思った道でなくても、自分が進む道が必ず見えてくると自身の経験を通して得た思いを伝えました。 

 スポーツマネジメント専攻には、自身もスポーツ選手である学生が多く在籍しており、これからも選手としてやっていくのか、指導者になるのか、またはスポーツに関わる仕事をしていくのかなど、学生たちはさまざまな選択肢のなかで揺れ動いています。学生たちは鄭監督の心のこもった話に自分を重ねながら真剣に耳を傾け、自分がこれからどうしていきたいのかを考える良い機会になったようです。

 なお、この様子については名古屋グランパスのホームページでも紹介されました。
http://nagoya-grampus.jp/news/youth/2017/0726u-15.php

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