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チームAIが「徳岡めぐみ パイプオルガンリサイタル」でプロジェクションマッピングを披露

2017.08.07 TOPICS

  メディア情報研究会/チームAI(情報科学科・鳥居一平教授)は7月31日、東京都のすみだトリフォニーホールで開催された「徳岡めぐみ パイプオルガンリサイタル」でプロジェクションマッピングの映像を披露し、コンサートに華を添えました。

  公演は2時間に及び、全9曲中、5曲の映像を1年生から4年生まで総勢80人が制作しました。今回の映像は、平成27年秋に豊田市で徳岡さんのコンサートとコラボした時と比べ格段にレベルアップした内容になりました。

  徳岡さんは「他のプロジェクションマッピングとコラボ経験があるオルガニストも来てくれ、映像にとても感動していました。チームAIの皆さんの取り組みは真にプロフェッショナルで芸術的なことなのだと確信し、さらに誇らしく思いました。一緒にさせていただいて本当にありがとうございます」と共演を喜び、今後もこの関係を続けていきたいと話していました。

  制作に当たった3年生の相原愛美さんは「私が担当したエスケシュ作の楽曲は、曲名であるエヴォカシオンが意味する『喚起』を表現しました。激しい曲調が特徴であるため、変化を活かしながらテーマを表現しようと何度も作り直しました。特に曲の終盤の盛り上がりはタイミングを合わせるのが難しかったです」と苦労を振り返りました。

  チームAIのリーダーである4年生の齋藤淳也さんは「全員が、先生から勧められた世阿弥の『風姿花伝』を手本として読み、無駄を削ぎ落としながら本質を追求し映像を作ってきました。6か月という長い期間をかけて入念に制作した甲斐があって、多くの方に感動を与えることができて幸せです」と笑顔で話していました。

 すみだトリフォニーホールには全国からパイプオルガニストや音楽関係者が集結し、特にコンサートホール関係では、サントリーホール、札幌コンサートホールKitara、石巻市の「かなんホール」、新潟りゅーとぴあ、水戸芸術館、東京芸術劇場、所沢ミューズ、愛知県芸術劇場の方々、NHK番組制作局の方も来られ、大きな反響と今後の展開が期待されます。

Megumi Tokuoka Organ Recital - Projection Mapping : Thiery Escaich / Evocation II from Ippei Torii on Vimeo.

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