千葉県の幕張メッセで9月21~24日に開催された「東京ゲームショウ2017」(CESA主催)に、本学の水野慎士研究室(情報科学科)が初出展し、身近な日用品やおもちゃを使ったデジタルゲームで人気を集めました。
同研究室は、ゲームスクールコーナーのブースで「ころころダストハンター」「ぴろぴろカメレオン」の2つのアクションゲーム(いずれもプラットフォームはPC)を出展しました。「ころころダストハンター」は、実際に日用品の粘着式クリーナーを使って、次々と床に出現するCGゴミ軍団を退治していきます。「ぴろぴろカメレオン」は、おもちゃの吹き戻し笛がカメレオンの舌に早変わりし、次から次へと飛来する虫たちを食べ尽くしていきます。
4日間で約500人が研究室のゲームを体験し、ゲーム専門家の高い評価を受けました。本学OBであるゲームクリエイターの堂前嘉樹さんらも訪れ、母校として初となる出展を喜び、後輩たちを激励しました。また、ゲーム関係企業の50人近くの人事担当者がブースを訪れました。
全国から40校が出展したゲームスクールコーナーの中で、研究室単位で出展したのは同研究室だけでした。水野教授は「学生のモチベーション向上や大学のPRの場、就活の場として大きな意義を感じました。ブースの装飾を含めた全体のレベルアップを課題に、来年も出展したいと思います」と話しています。