１０月７日、８日に開催された東海地区最大規模の学生限定ハッカソン「OthloHack 2017」において、本学の大河内明日香さん(情報科学科１年)が参加したチーム「伝説の大地」が最優秀賞を獲得しました。また合わせてスポンサー賞としてサポーターズ賞とMisoca賞も受賞。トリプル受賞の快挙となりました。

　「ハッカソン」とは、IT技術者やシステム開発者などがグループで、既定の時間内にプログラム開発のアイデアや技術を競うイベントです。ハック(プログラムの改良)とマラソンを組み合わせた造語で、誰でも参加できるという点や、勉強会などを通してクリエイターやさまざまな企業と学生が出会える点などが双方にとって大きな魅力であり、新しい発想や有能な人材発掘、技術交流・開発の場として、企業も熱い期待を寄せるイベントとして定着しつつあります。

　今大会には「毎日をワクワクさせる」をテーマに約60名の学生（1チーム5人×12チーム）が参加しました。各チームが最初にアイディア出しから始め、作りたい商品( ゴール)を発表した後、２日間にわたるハッカソンがスタート。時間内にゴールを目指してひたすら開発を行い、アイディアをカタチにするべく各々の技術が競われました。

　高校時代の友人と2人でエントリーした大河内さんは、運営側が指名した他大学の学生2人とチーム「伝説の大地」を結成。初対面のメンバー同士で不安もありましたが、遠慮なくアイディアを出し合うことでチームが結束し、互いの得意分野や技術をマッチングさせながら全力で取り組んだ結果、毎日の家事をタスク化し、達成するとレベルアップすることでSNSに楽しく共有できるアプリ『DAICHI』を開発。Amazon Dashボタン(※)で記録が可能という点が高く評価されました。

　大河内さんは、10月21日～22日に開催された日本最大のハックイベント『JPHACKS 2017 Hack Day』の名古屋予選でも優秀賞を受賞し、11月12日に開催された『JPHACKS Award Day』(JPHACKSｼﾞｬﾊﾟﾝﾊｯｸｽ)のファイナリスト（名古屋地区代表）として出場しました。相次ぐ高い評価に喜びながらも全国レベルの大会で出会った優秀な学生クリエーター達との交流で「レベルの違いを痛感した」大河内さんは現在、名古屋大学のアプリ開発団体Jackにも参加し、全国レベルで戦えるような力をつけたいと積極的に活動しています。

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