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機械学科の生津資大教授に日本機械学会東海支部賞研究賞

2018.03.14 受賞・表彰
  • 日本機械学会東海支部賞研究賞を受賞した生津資大教授
  • 授賞式で賞状を手渡される生津教授=名古屋大学で

 機械学科・ナノテク研究室の生津資大教授が、「マイクロ・ナノ領域での機械材料物性と機能性材料に関する研究」によって、2017年度日本機械学会東海支部賞研究賞を受賞しました。

 生津教授は、ICやMEMSなどのマイクロデバイスの構造材料となるマイクロ・ナノサイズの材料の機械物性を評価する独自の計測技術を開発するとともに、「作れるものは自作する」をモットーに、薄膜製膜、ナノ粒子製造などの独自技術、微細化で発現する新しい機能性材料を開発しています。その研究内容は「マイクロ・ナノ領域での機械物性計測技術とそのサイズ効果に関する研究」と「自己伝播発熱素材の開発と産業応用に関する研究」の2分野に大別され、技術の独自性が数々のマイクロ・ナノ機械材料物性の新発見につながるなど、国内外から多くの研究賞を受賞しています。

 授賞式は3月13日、名古屋大学で開かれた同支部第67期総会の席上、行われました。生津教授は「『独自技術で独創的かつチャレンジングな研究を』ということを常に意識し、学生とともにこつこつ頑張ってきたことが認められ、とても嬉しく思います。今回、私が代表して受賞しますが、学生たちの日々の頑張りの賜物であり、感謝しています。これからも研究を通じた教育を頑張り、仕事力の高い学生を育てていきます」と今後の研究・教育への意気込みを話しています。

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