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「第11回愛工大テクノサロン」開催のお知らせ

2018.06.20 イベント

第11回 AITテクノサロン

電気電子分野の温故知新 玉を磨いて器とす

~身近な技術や材料を見直して、活用する~

              主催:愛知工業大学 総合技術研究所 社会連携室

              協賛:(株)大垣共立銀行、豊田信用金庫

AITテクノサロンは、愛知工業大学教員の研究にご関心のある方々にご参集いただき、本学教員の研究成果・技術シーズについてご説明し、地域の方々との交流の場を提供するものです。今回は本学工学部電気学科の4名の教員に話題提供していただきます。奮ってのご参加をお待ちいたします。【参加費無料】

日時:2018年6月29日(金)  午後3時から午後6時

場所:愛知工業大学 八草キャンパス 総合技術研究所 視聴覚室

話題提供:

15:00~「塗ってできる有機ペロブスカイト太陽電池の魅力」         電気学科 森 竜雄 教授

 有機ペロブスカイト太陽電池は塗布で簡単に作製できる太陽電池です。発電メカニズムは普及しているシリコン太陽電池とほぼ同じメカニズムなので、20%を超える変換効率も実現できます。我々は高性能なセルを作製できる簡便な作製方法を開発しています。

15:30~「電子デバイス製造におけるスプレー技術 ~自動車塗装からナノ製膜・洗浄技術まで~」                               電気学科 清家 善之 教授

 スマートフォンなどに使用される半導体デバイスやフラットパネルディスプレーの電子デバイス製造工程において、スプレーによる成膜や洗浄プロセスが多く存在する。本公演では電子デバイスの感光材料や有機薄膜のスプレー成膜およびスプレー洗浄について述べる。

16:00~「次世代光電融合デバイスに向けたⅣ族液晶半導体の材料開発」   電気学科 竹内和歌奈 准教授

 Ⅳ族液晶半導体はCやSi、Ge、SnといったⅣ族元素が複数混ざることで、Siにない特徴を有します中でもGeにSnを混ぜたGe1-xSnxはSn組成によってエネルギーバンドギャップの変調や直接遷移化が可能である。これらの利点から次世代高速電子デバイスや長波長域での発行素子に期待できます。我々はこれらのⅣ族液晶半導体を様々な方法で作成する技術を開発しています。

16:30~「超音波の力学的応用」                      電気学科 小塚 晃透 教授

 超音波の力学的応用技術について紹介する。水中超音波の定在波音場中では、微小物体は音圧の節足され、音場を制御することで物体の位置を操作できる(超音波マニピュレーション)。また、水中超音波を水面に照射すると、水面が激しく振動して、水の小さな液滴が発生する(超音波霧化)。

17:10~ 話題提供終了後、懇談会(ライトパーティ)を開催いたします。(無料)

申込締切:6月21日(木)までに、氏名・所属を下記のFAXまたはメールでお知らせください。

定員50名

申込・問合せ先:愛知工業大学 総合技術研究所 社会連携室

     電話:0565-48-8121(内線)1400 FAX:0565-48-4640

     電子メール:so-ken@aitech.ac.jp

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