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ワーク・ライフ・バランスと女性活躍推進をテーマに講義

2018.06.06 TOPICS

経営学科(自由ヶ丘キャンパス)で6月5日、菊水化学工業(名古屋市中区)法務審査部の児山奈央美課長を迎えて「『ワーク・ライフ・バランス』と『女性活躍推進』~夢を実現する楽しさとともに~」と題した講義があり、約110人の学生たちが受講しました。

 主に建物に塗る塗料を作る菊水化学工業は、2016年以降「女性活躍推進」「働き方改革」「女性目線の商品開発」の各プロジェクトを発足させ、今年1月に名古屋市から「ワーク・ライフ・バランス推進企業」の認証を受けています。本学では人的資源管理研究室(経営学科・加藤里美教授)の学生らが2月末に演習で同社を訪れ、座談会などを通じて仕事と生活の調和について理解を深めました。

その縁で、児山課長がこの日の総合講義Ⅱの講師を担当。児山課長は、働き手不足や介護の低年齢化、女性の能力を活かせずイノベーションが急務となっている企業の現状などを挙げながら、なぜ「女性活躍」と「ワーク・ライフ・バランス」が必要なのかを説明しました。

 児山課長は、すべての人がいきいきと能力を発揮して、安心して働ける環境づくりがプロジェクトのゴールであるとして「働くことは、楽しいこと。いろんな経験をして、人間として成長できます」と、社会に出ようとしている学生たちに呼び掛けました。講義の序盤と終盤に「『女性が働きやすい企業』=『男性が働きやすい企業』。本当ですか?」という質問があり、多くの学生たちが二度目の質問には納得の表情で賛同しました。

  • 講義する児山奈央美課長
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