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全日本大学駅伝への出場決める(2大会連続17回目)

2018.06.13 クラブ活動

第50回全日本大学駅伝の東海地区選考会が6月10日、半田市の半田運動公園陸上競技場で開かれ、本学陸上競技部がトップの4時間12分57秒20の成績で2大会連続17回目となる本選出場を決めました。

10000m4組に2人ずつ配置、8人の総合タイムで競う東海地区予選は、突破枠2校で、上位数チームの実力は接近しています。本学は予選トップ通過をチーム目標に定め、「ひとりひとりの役割を確実にこなし、一秒でも早く、最後まであきらめない。大会に参加できる緊張感、大会を運営する方々への感謝、サポート体制などチーム作りを楽しめたことが結果としてついてくる」(奥野佳宏監督)と考えたといいます。メンバー起用は、学年別で選手起用案を作成、順次提案し、最終戦略を立てました。結果、その選手でしか、その組は任せられないという配置になり、チーム全体、そして本人が一番納得してその組を走ると、最終ミーティングで実感できました。

1組目は小雨が降る中スタートが切られ、前半順調に岡本優樹(経営学科4年)、中村正明(同2年)の両選手がレースを進めました。レース後半に入り遅れはじめ、1組目終了時点で4位と、先頭とは52秒差がついて2組目のスタートが切られました。今徳直輝(同4年)、小林宏輔(同2年)の両選手が積極的にレースを進め、総合2位に浮上しましたが、先頭から後半少しずつ離され、タイム差が1分50秒に開いて優勝には厳しい展開となりました。

3組目はスローペースになる展開で前半レースが進行、児玉勘太選手(同3年)が終始先頭でペースをつくり、服部大暉選手(機械学科2年)が必死に食らいついて先頭と48秒差に縮めることに成功しました。各大学のエースが集結する4組では、本学は前半集団の中盤でレースを展開し、集団は大きく崩れず残り2000m、植松達也(経営学科3年)、鈴木高虎(同2年)両選手がロングスパートで後続を引き離しにかかり、ワンツーフィニッツュでゴールしました。総合結果は23秒差の逆転勝利となり、11月4日に行われる伊勢路への切符を手にしました。

奥野監督は「絶対的エースが不在のなか、全員が次につなぐ、次に希望を持てるレースを続けたこと、最後まで一人もあきらめずゴールしたことが今回の結果につながりました。ハラハラドキドキ、最後まで分からない展開でチームが一つになり、準備からゴールまで全ての部員が参加できた予選会であったと実感します。50回記念となる本戦は区間距離が変更され、新たなレース展開が予測される中、新たな時代を作れるよう愛知工業大学ならではのチームづくりを目指し、一つでも多くの経験と感動を全員で共有できればと願っています」と話しています。

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