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情報処理学会CGとビジュアル情報学研究会 優秀研究発表賞

2018.07.10 受賞・表彰
  • 表彰を受ける水野慎士教授
  • 優秀研究発表賞の賞状

昨年開催された Visual Computing /グラフィックスとCAD合同シンポジウム2017 で、情報科学科CGメディア研究室の水野慎士教授が発表した研究「輪郭描画でCG物体の色と配置と動きを制御する『不思議なスケッチブック』の拡張」が、同シンポジウムで発表された45件の研究の中から特に優秀な4件の発表の一つとして選出されました。
 この研究は、紙にペンでお絵描きすることでリアルタイムで三次元CG生成とインタラクションを実現する「不思議なスケッチブック」を、黒ペンで輪郭を追加描画するだけでより多彩で複雑な三次元CGシーンを簡単に生成できるように拡張したものです。この拡張版不思議なスケッチブックは、現在開催中の「SNOOPYTM FANTARATION」にも出展されています。

水野教授は「受賞対象の研究は、研究室OBの近藤菜々子さんが学部・大学院在学中に行っていたものですが、その後もイベント等で活用する機会が多いため、私が引き継いで少しずつ改良してきました。スヌーピーファンタレーションも活用イベントの一つで、東京大阪で合わせて17,000人以上の人たちに楽しんでもらっています。Visual Computing /グラフィックスとCAD合同シンポジウムは国内で最も権威のあるCG系の会議の一つであり、本研究が学術的にも高く評価されたことは非常に嬉しく思います」と喜びを話しています。

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