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情報科学科梶研究室の学生2人がスマートフォンアプリコンテストで優秀賞

2018.09.18 受賞・表彰

 情報科学科・ユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)に所属する濱田康平さん(4年)と井上晴稀さん(同)が、第6回スマートフォンアプリコンテスト(情報処理学会・CDS/MBL研究会主催)で、それぞれ優秀賞を受賞しました。

 濱田さんが作ったアプリは、スマホ画面の文字が自動で見やすいサイズになる「もじぴったし」。「人はあらゆる体勢でスマホ画面を見る」ということが開発の背景にあり、スマートフォンのインカメラを用いてスマホ画面と使用者の顔の距離を推定し、見やすい文字サイズの提供を自動で受けられるアプリを提案しました。

 井上さんが作ったアプリは、自分が乗っている列車の時刻表が自動で表示される「ATS」。既存の乗り換えアプリは乗車前に必要な情報を入力して検索する必要がありますが、「ATS」ではGPSで走行方向を判定することで列車情報を取得し、アプリを起動するだけで面倒な操作なく知りたい到着時刻などを知ることができます。

 同コンテストでは日本中の大学院・大学、高専、専門学校から応募があり、 最優秀賞1件、優秀賞3件、その他部門賞が決められました。「スマートフォンと顔との距離を測る実装に苦労しました」と話す濱田さん、「アルゴリズムを考えるのに一番苦労しました」と話す井上さんは、ともに受賞を受けて「頂いたアドバイス、ご意見を参考にアプリを改善していきたい」と意気込んでいます。

  • 受賞した濱田康平さん。左はMBL研究会主査の河口信夫先生 (名古屋大学)
  • 受賞した井上晴稀さん
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