先般、愛知工業大学工学部教授による研究費(共同研究費)の不正使用があるとの指摘があり、調査を実施いたしました。このたび、調査が終了し、学校法人名古屋電気学園就業規則に基づく処分が決定されるとともに、共同研究先への報告が終了しましたので、公表いたします。
本事案は、架空請求に学生を加担させたものであり、研究費の不正使用であるのみならず、教育活動に対する影響も生じさせるものでありました。
本学は、この事態を受け、研究費に携わる全ての教員、職員、研究員等に対して研究費の使用に関する意識を再認識させるため、研究費の使用を含めた研究倫理教育を継続的に実施するとともに研究費の使用ルールの周知を徹底し、今後、このような不正が発生しないよう、再発防止に努めます。
愛知工業大学
学長 後藤 泰之