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修士論文の盗用に関する報告について

2018.10.15 TOPICS

 先般、平成30年3月に本学大学院工学研究科博士前期課程を修了し、修士(工学)の学位を授与された大学院生の提出した修士論文に盗用があるとの指摘があり、調査を実施いたしました。

 このたび、調査が終了し、盗用があったと認定されましたので、愛知工業大学大学院学則及び愛知工業大学学位規程に基づき以下の処分を決定いたしました。

・当該大学院生の修了認定を取り消すとともに学位(修士)を取り消す。

・本件行為に対し当該大学院生を退学処分とする。

 本事案は、修士論文に他人の成果を盗用して提出したもので、著しく研究倫理に反するものであるとともに、本学の授与する学位の信頼性にも影響を与えかねないものでありました。

 本学は、全ての学生、大学院生、教員、研究員、研究活動に携わる職員等に対して倫理教育を継続的に実施するとともに、今後、このような不正が発生しないよう、再発防止に努めます。

 また、教職員は大学院生のみならず学生(全員)に対して盗用、ねつ造、改ざんなどの不正行為の防止に関する指導を徹底いたします。                                

学長 後藤 泰之

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