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AITサイエンス大賞  65テーマで発表

2018.11.22 イベント

 科学技術立国を支える若者の育成を目的に本学が制定する研究発表会AITサイエンス大賞が11月3日、八草キャンパスで開かれました。愛知、岐阜、三重、静岡、長野各県の高校生に呼び掛けて論文・作品を募集、成果を顕彰しており、今年で17回目。「自然科学」「ものづくり」「社会科学・地域づくり」の3部門で過去最多となる65テーマの発表があり、衰えない理系人気を印象付けました。

 午前中は部門別にステージ発表があり、チームを組んだ生徒たちが各テーマ5分間の持ち時間でプレゼンテーションを行いました。午後は1号館やAITプラザでパネル展示発表し、さらに詳しく説明しました。パネル展示の会場では高校生同士が質問し合い、交流と理解を深めました。

 内田臣一教授(自然科学部門)、杉野丞教授(ものづくり部門)、石井成美教授(社会科学・地域づくり部門)ら本学の専門教員27人が委員となって発表の独創性や工夫、コミュニケーション力などを審査し、次の学校・テーマが優秀賞を受賞しました。

【自然科学部門】岐阜県立加茂高校「腹ぺコアリと満腹アリの行動学的考察~西日本を中心に拡大するアルゼンチンアリの分布調査とフェロモンを使った駆除~」▼岐阜県立岐阜高校「守れ!ふるさとのカスミサンショウウオⅩ~生殖行動を誘発する性フェロモンと受容体について~」▼エクセラン高校「森林生態系の中の放射性セシウム循環について ~長野県軽井沢町を事例に~」

【ものづくり部門】名古屋市立向陽高校「ミウラ折りサンドイッチパネルの強度に関する研究」▼愛知県立岡崎工業高校「ウォークマシンの研究開発」▼岐阜県立岐阜農林高校「醤油粕を酸化触媒として利用した使い捨てカイロの開発」

【社会科学・地域づくり部門】愛知県立木曽川高校「地域の宝『イタセンパラ』を保護するための方策 ~イタセンパラかるた大会の効果~」▼愛知工業大学名電高校「情報機器を活用した英語学習のための教具の開発」▼岐阜県立岐阜高校「守れ!ふるさとのカスミサンショウウオⅨ~GISと環境DNAを利用した生息地の未来予想~」

  • ステージ発表のプレゼンテーション
  • パネル展示発表で交流する高校生たち
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