業界・業種を代表する企業計60社を迎えての「業界業種研究会」が1月12日と昨年12月22日の2回にわたって八草キャンパスで開かれ、2020年卒業予定の学生たちの就職活動が本格的にスタートしました。
3月に企業の採用情報が公開(エントリー受付開始)となるのに先駆け、メーカー、建設業、商社、金融、情報通信などの各業種について学生たちに理解を深めてもらう狙いがあります。採用活動早期化への対応と学生により多くの業界業種を研究してもらうことを目的に、今年度は初めて2回実施に踏み切りました。
参加者全員が企業の説明を確実に把握できるよう、会場は10号館と9号館の各講義室に割り当てられ、学部3年生と院1年生を中心に、1月12日は延べ549人、昨年12月22日は延べ486人が足を運びました。3月に入って開催される企業展の前哨戦でもあり、職種などを説明する各企業の人事担当者らに、メモを手に質問する真剣な姿が見られました。
「売り手市場と言われているが、フィットできる可能性のある企業に出会い、そして内定を勝ち取る作業は簡単ではない。そのためにも学内の各イベントを活用した準備を進めていってもらいたい」とキャリアセンターの担当者は話しています。