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応用化学科・山田英介教授(副学長)が最終講義

2019.02.25 TOPICS

 3月末で応用化学科教授を定年退職する山田英介副学長が2月22日、八草キャンパスで最終講義を行いました。会場となった10号館2階の大講義室には、教え子を含む多くの知人、教職員仲間らが聴講に訪れました。

 山田副学長は、本学の大学院修士課程を修了して昭和49年4月に応用化学科助手として採用され、平成11年10月に教授に就任。以後、学科長、教学センター長、大学院工学研究科長を歴任し、同26年4月から副学長の職にあります。有機材料化学・高分子工業化学を専門分野とし、熱可塑性エラストマー・加硫ゴムの複合化による高機能化、 各種ポリウレタンの分子設計と高次構造解析からの応用展開、エポキシ樹脂の複合化による強靭化などの研究に取り組んできました。日本ゴム協会・日本接着学会の要職を務める一方、日本接着学会・学会賞(同23年)などの賞を受けています。

 最終講義で山田副学長は、本学発展の道筋に重ねて自身の50余年の歩みを振り返り、いつも通りの丁寧な語り口で、取り組んできた主な研究について紹介しました。活動を支えてくれた関係者に厚く感謝の言葉を述べた後、記念の寄せ書きがされた白衣を羽織り、教え子から贈られた花束を満面の笑みで受け取りました。

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