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CGメディア研究室の学生が「インタラクション2019」インタラクティブ発表賞

2019.03.18 受賞・表彰
  • 研究機材の横で賞状を手にする高崎さん
  • 直接触って変形したり移動したりすることができる立体映像

 情報科学科のCGメディア研究室(水野慎士教授)に所属する高崎真由美さん(3年)が、情報処理学会「インタラクション2019」(3月6~8日・一橋大学一橋講堂)で「空中への運動視差立体視CG映像の投影と手による直接的なインタラクションの提案」と題したデモ発表を行い、インタラクティブ発表賞(一般投票)を受賞しました。

 「インタラクション2019」は、インタラクション技術に関する日本最大規模の学術会議で、 毎年200件以上の研究のデモ発表、ポスター発表が行われます。

 高崎さんが発表した研究は、空中に立体映像を投影するとともに、その映像を手で直接触って変形したり移動したりすることができる技術を提案し、開発・実装したものです。高崎さんの発表は会議2日目の3月7日に行われ,74件の発表の中から参加者の投票によって上位3件に贈られるインタラクティブ発表賞(一般投票)に選出されました。なお、3日間全体では214件の発表があり、一般投票およびPC推薦によって16件がインタラクティブ発表賞を受賞しています。

 コンピュータシステム専攻の高崎さんは、研究室に入るまでCGの知識がありませんでした。水野教授や先輩たちに教わり、1年前の卒研がベースになった研究に3年生から積極的に関わって今回の受賞につなげました。大学院進学志望で「評価していただいたことに値するよう頑張らなければと思います。自分がやっておもしろく、人に楽しんでもらえる研究を続けたい」と意気込みを話しています。

 「インタラクション2019」2日目の招待講演は、本学客員教授を務める映画監督の堤幸彦氏が「堤幸彦とそのグループ的映像表現最前線~いくつかの作品事例を通じて~」と題して行い、盛況でした。堤監督は講演前にデモ発表を見学し、同研究室のデモも体験しました。

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