応用化学科の山田英介特任教授(副学長)が、長年にわたって取り組んできた「熱可塑性エラストマーナノコンポジットの諸物性と構造に関する研究」により、日本ゴム協会最高賞である第31回日本ゴム協会賞を受賞しました。
山田副学長の研究は、熱可塑性エラストマー(TPE)の高機能化に指針を与え、ゴムとその周辺領域における科学・技術・産業の発展に大きく寄与しました。その功績を称えられ5月23日、京都工芸繊維大学で開催された協会の定時総会で名誉ある賞を受けました。翌24日には受賞講演も行われました。
副会長など協会の要職を歴任した山田副学長は、受賞を受けて「協会に育てていただき、そのお返しに会の活動に積極的に携わってきました。今回、われわれが取り組んできた仕事が認められ、栄誉ある賞に非常に感激しています」と喜びを話しています。