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第3回未来こども園デザインコンペで2組受賞

2019.06.12 受賞・表彰

 「10年後の保育園」をテーマとした第3回未来こども園デザインコンペ(未来こども園デザインコンペ運営事務局、株式会社ユーエス計画研究所主催)で、建築学科の住・商空間デザイン研究室(安井秀夫教授)に所属する2組の学生が受賞しました。

 4年の板倉知也さん(応募時3年)は、「受容するこども園-10年後の変化を受容しながら園児を育む-」と題した作品で優秀賞を受賞しました。

 IT技術の発達は私たちの生活に大きな影響を与えており、板倉さんは10年という歳月が想像を超えるような変化をもたらす一方で、子供たちが求める遊びと学びの環境は変わらないと考えました。作品では、10年後に起きる問題や変化を受容しながら、敷地条件の中で園児たちの最大限の遊びと学びを可能にするこども園を提案しました。

 受賞を受け、板倉さんは「 建築が如何にして園児を育むか、ということを考え続けたコンペでした。エスキスをしていただいた先生方、先輩方に感謝しています」と喜びを話しています。

 4年の皆戸中秀典さん、服部秀生さん、小出里咲さん(応募時3年)のグループは「営保集落-地方都市住宅街における循環型公立保育園運営-」と題した作品で応募し、ユーエス計画研究所の設計士たちが選ぶUS賞を受賞しました。

 皆戸中さんらは、10年後、またその先で働き方や住む場所、暮らし方が多様化していく中、保育園内の機能を街に分散させ新たな雇用を生み出すことで、「保育園」を共通のプラットフォームとして地域住民と共に保育園を運営していく提案を行いました。受賞に当たり「多くの応募作品の中から選出していただき、うれしく思います。3人がそれぞれ知恵を出し合うことで、各々のさらなる成長に繋がるいい機会になりました」と話しています。

  • 板倉知也さん
  • (左から)服部秀生さん、小出里咲さん、皆戸中秀典さん
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