愛工大理工系ガール 女子学生に聞いてみた!進路選びに迷っている理系女子高校生必見!
夏のオープンキャンパスの見どころを紹介!
理工系ガール専用ブース
理工系ガールブース①

愛工大の先輩女子が専用ブースを設け、理工系ガールをめざす来場者のために説明を行いました。実際に愛工大で学ぶ女子学生にリアルな話を聞けるということで、ブース内は常に盛況!みなさん不安が解消された様子でした。

ブース内には、大学案内や各種誌面で紹介された女子学生たちの写真や、彼女たちの日常のスナップ写真が壁一面に張り出されていました。真剣に学ぶ姿やキャンパスライフを満喫している姿を見て、来場者たちは目を輝かせていました。

女子学生パネルディスカッション
女子学生パネルディスカッション①

八草キャンパスの1号館1階特設ステージでは「女子学生パネルディスカッション」が開催されました。6名の女子学生たちが「どんな授業が好き?」「学内で好きなところは?」などさまざまな質問にパネルで回答。「1号館の女子トイレはきれいでおすすめ!」など、女子ならではの視点と率直な意見で会場を沸かせていました。

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女子学生にインタビュー
女子学生にインタビュー1 就職に強い電気学科を選んで未来が変わった!
特殊なレーザ光を使って距離や速度を測定する研究

レーザ光の「自己結合効果」に関する基礎研究に取り組んでいます。研究対象は、量子ドットレーザというパワーの強いレーザ光で、この現象を用いて距離や速度を測定する技術を開発するのが目標です。普通科から進学した私が、電気電子工学の高度な知識と技術を必要とする本格的な研究に取り組んでいることに自分が一番驚いています。
高校時代は理系クラスに所属し、情報系学部に進学しようと考えていました。ただ、本格的にプログラミングを学んでみて自分に合わなかったらどうしようと不安を抱えていました。そんな中、電気学科の電子情報工学専攻なら、電気電子工学と情報工学を幅広く学びながら自分に合った研究テーマを探せると聞き、「ここだ!」と思い進学を決めました。

電子情報工学専攻の魅力

この専攻の魅力は、まさにプログラミングから電子回路設計まで幅広く学べること。ソフトからハードまで理解できることは、就職活動でも大きな強みになりました。
卒業後は、通信ネットワーク事業を行う企業の技術職に就くことが決まっています。携帯電話通信を支える責任ある仕事です。地元である東海エリアに根付いた企業なので、家族や知り合いも使っている通信インフラを支えるという意味でもやりがいがありそうです。コロナ禍の不安な状況でもいち早く就職が決まり、電気学科の社会的ニーズの高さを実感しています。就職後もしっかり知識をアップデートしていきたいと思っています。

研究テーマの「自己結合効果」とは、レーザ光が対象物に当たって反射し、レーザを放つ機器内に戻るとき、出力光と戻り光が干渉を起こし、出力光がわずかに増減する現象を指します。従来は、ノイズとして扱われてきたこの現象を利用して、距離や速度を高い精度で測定する技術を開発しています。これが実用化できると、製造現場の生産ラインにおける検査などでの活用が期待できます。実社会とのつながりを意識できる研究テーマです。

レーザ光の実験に用いる測定装置の写真

レーザ光の実験に用いる測定装置。実験では、高度な機器の操作が必須です

女子学生にインタビュー2 この世界にまだない蛍光体材料を開発する!
化学メーカーの研究職に就いて研究成果を素材開発に活かしたい

私の研究対象は、希土類です。これは「レアアース」という呼称でも知られる元素で、スマートフォンやパソコンなど精密機器の製造に欠かせない材料です。なかでも私は、ジスプロシウムという希土類を用いて、新しい蛍光体材料を開発しています。
実験では、水熱合成という手法を用いて、ジスプロシウムと他の元素をさまざまな割合で配合し、どのような状態だと光るのかを観察しています。1%単位のわずかな割合の違いで光ったり、光らなかったり……試行錯誤を繰り返す面白さがこの研究の醍醐味です。やはり自分で考えて実験を計画し、手を動かしながら座学だけではわからない事象を理解していく作業が好きなのだと思います。ジスプロシウムを使った蛍光体材料が実用化されれば、液晶画面の新たな材料になる可能性もあり、夢が広がります。

志望動機と将来の夢

もともと高校時代から化学が好きで、理工系大学への進学を決めていました。洗剤や衣類など、身の回りのさまざまなものが化学の知識によってつくられていると知り、大学で詳しく学びたいと思ったのです。
大学入学後、有機化学、無機化学、物理化学など、化学の幅広い分野を学び、最終的に現在の研究テーマにたどり着きました。将来の目標は、大学で学んだ化学の知識を用いて、新たな素材を開発すること。化学メーカー、材料メーカーなどの研究職に就いて、夢を叶えたいと思っています!

所属するセラミックス化学研究室では、ナノレベルの組成や構造を精密制御した機能性材料の設計および合成プロセスの検討や特性評価を行っています。私が取り組む希土類の蛍光体材料のほか、燃料電池の材料や光触媒、新規の無機材料などを開発しています。まだこの世界にない新しい材料をこの手でつくり出せる可能性があるのが、この研究の魅力です。化学に少しでも興味があるなら、大学で基礎から学べるので、思い切って飛び込んでください!

実験で使っている希土類ジスプロシウムの写真

実験で使っている希土類ジスプロシウム。さまざまな条件で水熱合成を行う

女子学生にインタビュー1 コミュニティカフェで子育て世代を助ける!
少子高齢化など地域の課題を建築学の知見で解決したい!

父親が設計士をしていたので、幼い頃から建築系の内覧会や展示会に連れて行ってもらう機会がありました。その影響で、大学では建築学を学ぼうと決めていました。
現在は、建築社会システム研究室に所属し、「少子高齢化や人口減少の問題を解決する建築ストックの活用」について研究しています。これは、空き家問題を解決する方法を考える研究です。いくつかのテーマのなかから、私は空き家をリノベーションして地域のコミュニティカフェとして転用するアイデアを卒業研究のテーマに選びました。建物だけでなく、人が集まる空間やコミュニティをつくるのも建築学の領域なのです。
この研究をしようと思ったのは、大学の「学生チャレンジプロジェクト」で築150年の古民家改修に携わったのがきっかけでした。3年次の夏に岐阜県中津川市の古民家で本格的なリノベーション工事の作業を経験し、木を使った家のよさを再確認できました。

卒業後の抱負

卒業後は木材を使った注文住宅や古民家改修などを手がける住宅メーカーへの就職を決めました。現場で経験を積み、将来は一級建築士として活躍するのが目標です。建築の面白さは、頭の中で想像したイメージを形にできることです。大学での研究成果を活かし、少子高齢化や子育て支援など地域社会の課題を解決できる住宅やコミュニティスペースをつくれるようになりたいと思っています。

3年次に参加した「学生チャレンジプロジェクト」では、岐阜県中津川市蛭川の山腹にある築150年の古民家の修復に挑戦しました。7月~ 11月にかけて、月1 ~ 2回現地に通い、床を抜いてフローリングを張ったり、壁に漆喰を塗る左官職人さんの作業に挑戦したりとさまざまな経験ができました。リノベーションをした居間で木のいい匂いを感じながら寝転んだとき、古い家を保存し、活用していく仕事に将来的な可能性を感じました。

実験で使っている希土類ジスプロシウムの写真

古民家で漆喰を塗る作業に挑戦。左官職人さんの技術の高さを痛感しました

愛工大理工系ガール 女子学生に聞いてみた!進路選びに迷っている理系女子高校生必見!
夏のオープンキャンパスの見どころを紹介!
理工系ガール専用ブース
理工系ガールブース①

愛工大の先輩女子が専用ブースを設け、理工系ガールをめざす来場者のために説明を行いました。実際に愛工大で学ぶ女子学生にリアルな話を聞けるということで、ブース内は常に盛況!みなさん不安が解消された様子でした。

ブース内には、大学案内や各種誌面で紹介された女子学生たちの写真や、彼女たちの日常のスナップ写真が壁一面に張り出されていました。真剣に学ぶ姿やキャンパスライフを満喫している姿を見て、来場者たちは目を輝かせていました。

女子学生パネルディスカッション
女子学生パネルディスカッション①

八草キャンパスの1号館1階特設ステージでは「女子学生パネルディスカッション」が開催されました。6名の女子学生たちが「どんな授業が好き?」「学内で好きなところは?」などさまざまな質問にパネルで回答。「1号館の女子トイレはきれいでおすすめ!」など、女子ならではの視点と率直な意見で会場を沸かせていました。

OPEN CAMPUS 詳しくはこちら
女子学生にインタビュー
女子学生にインタビュー1 就職に強い電気学科を選んで未来が変わった!
特殊なレーザ光を使って距離や速度を測定する研究

レーザ光の「自己結合効果」に関する基礎研究に取り組んでいます。研究対象は、量子ドットレーザというパワーの強いレーザ光で、この現象を用いて距離や速度を測定する技術を開発するのが目標です。普通科から進学した私が、電気電子工学の高度な知識と技術を必要とする本格的な研究に取り組んでいることに自分が一番驚いています。
高校時代は理系クラスに所属し、情報系学部に進学しようと考えていました。ただ、本格的にプログラミングを学んでみて自分に合わなかったらどうしようと不安を抱えていました。そんな中、電気学科の電子情報工学専攻なら、電気電子工学と情報工学を幅広く学びながら自分に合った研究テーマを探せると聞き、「ここだ!」と思い進学を決めました。

電子情報工学専攻の魅力

この専攻の魅力は、まさにプログラミングから電子回路設計まで幅広く学べること。ソフトからハードまで理解できることは、就職活動でも大きな強みになりました。
卒業後は、通信ネットワーク事業を行う企業の技術職に就くことが決まっています。携帯電話通信を支える責任ある仕事です。地元である東海エリアに根付いた企業なので、家族や知り合いも使っている通信インフラを支えるという意味でもやりがいがありそうです。コロナ禍の不安な状況でもいち早く就職が決まり、電気学科の社会的ニーズの高さを実感しています。就職後もしっかり知識をアップデートしていきたいと思っています。

研究テーマの「自己結合効果」とは、レーザ光が対象物に当たって反射し、レーザを放つ機器内に戻るとき、出力光と戻り光が干渉を起こし、出力光がわずかに増減する現象を指します。従来は、ノイズとして扱われてきたこの現象を利用して、距離や速度を高い精度で測定する技術を開発しています。これが実用化できると、製造現場の生産ラインにおける検査などでの活用が期待できます。実社会とのつながりを意識できる研究テーマです。

レーザ光の実験に用いる測定装置の写真

レーザ光の実験に用いる測定装置。実験では、高度な機器の操作が必須です

女子学生にインタビュー2 この世界にまだない蛍光体材料を開発する!
化学メーカーの研究職に就いて研究成果を素材開発に活かしたい

私の研究対象は、希土類です。これは「レアアース」という呼称でも知られる元素で、スマートフォンやパソコンなど精密機器の製造に欠かせない材料です。なかでも私は、ジスプロシウムという希土類を用いて、新しい蛍光体材料を開発しています。
実験では、水熱合成という手法を用いて、ジスプロシウムと他の元素をさまざまな割合で配合し、どのような状態だと光るのかを観察しています。1%単位のわずかな割合の違いで光ったり、光らなかったり……試行錯誤を繰り返す面白さがこの研究の醍醐味です。やはり自分で考えて実験を計画し、手を動かしながら座学だけではわからない事象を理解していく作業が好きなのだと思います。ジスプロシウムを使った蛍光体材料が実用化されれば、液晶画面の新たな材料になる可能性もあり、夢が広がります。

志望動機と将来の夢

もともと高校時代から化学が好きで、理工系大学への進学を決めていました。洗剤や衣類など、身の回りのさまざまなものが化学の知識によってつくられていると知り、大学で詳しく学びたいと思ったのです。
大学入学後、有機化学、無機化学、物理化学など、化学の幅広い分野を学び、最終的に現在の研究テーマにたどり着きました。将来の目標は、大学で学んだ化学の知識を用いて、新たな素材を開発すること。化学メーカー、材料メーカーなどの研究職に就いて、夢を叶えたいと思っています!

所属するセラミックス化学研究室では、ナノレベルの組成や構造を精密制御した機能性材料の設計および合成プロセスの検討や特性評価を行っています。私が取り組む希土類の蛍光体材料のほか、燃料電池の材料や光触媒、新規の無機材料などを開発しています。まだこの世界にない新しい材料をこの手でつくり出せる可能性があるのが、この研究の魅力です。化学に少しでも興味があるなら、大学で基礎から学べるので、思い切って飛び込んでください!

実験で使っている希土類ジスプロシウムの写真

実験で使っている希土類ジスプロシウム。さまざまな条件で水熱合成を行う

女子学生にインタビュー3 コミュニティカフェで子育て世代を助ける!
少子高齢化など地域の課題を建築学の知見で解決したい!

父親が設計士をしていたので、幼い頃から建築系の内覧会や展示会に連れて行ってもらう機会がありました。その影響で、大学では建築学を学ぼうと決めていました。
現在は、建築社会システム研究室に所属し、「少子高齢化や人口減少の問題を解決する建築ストックの活用」について研究しています。これは、空き家問題を解決する方法を考える研究です。いくつかのテーマのなかから、私は空き家をリノベーションして地域のコミュニティカフェとして転用するアイデアを卒業研究のテーマに選びました。建物だけでなく、人が集まる空間やコミュニティをつくるのも建築学の領域なのです。
この研究をしようと思ったのは、大学の「学生チャレンジプロジェクト」で築150年の古民家改修に携わったのがきっかけでした。3年次の夏に岐阜県中津川市の古民家で本格的なリノベーション工事の作業を経験し、木を使った家のよさを再確認できました。

卒業後の抱負

卒業後は木材を使った注文住宅や古民家改修などを手がける住宅メーカーへの就職を決めました。現場で経験を積み、将来は一級建築士として活躍するのが目標です。建築の面白さは、頭の中で想像したイメージを形にできることです。大学での研究成果を活かし、少子高齢化や子育て支援など地域社会の課題を解決できる住宅やコミュニティスペースをつくれるようになりたいと思っています。

3年次に参加した「学生チャレンジプロジェクト」では、岐阜県中津川市蛭川の山腹にある築150年の古民家の修復に挑戦しました。7月~ 11月にかけて、月1 ~ 2回現地に通い、床を抜いてフローリングを張ったり、壁に漆喰を塗る左官職人さんの作業に挑戦したりとさまざまな経験ができました。リノベーションをした居間で木のいい匂いを感じながら寝転んだとき、古い家を保存し、活用していく仕事に将来的な可能性を感じました。

実験で使っている希土類ジスプロシウムの写真

古民家で漆喰を塗る作業に挑戦。左官職人さんの技術の高さを痛感しました

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