研究室紹介

電子情報工学専攻 音響エネルギー研究室

音は物理現象の一つ。その力を利用して、新しい技術を開発したい。

音響エネルギー研究室

超音波でものを捕まえ、
自由に動かすという新技術。

超音波でものを捕まえ、自由に動かすという新技術。

微小な物体を触れずに動かす「非接触マイクロマニピュレーション」の技術が注目されている。
超音波を壁に反射させると、2方向からの音波が干渉して定在波音場が形成される。
そこに微小な粒子を入れると、超音波がその粒子を捕らえ、見事な縞模様ができ上がる。
研究室では、この原理を応用し、4方向から超音波を発射して3次元構造を持つ定在波音場をつくり、捕らえたものを立体的に自由に動かすことに成功している。この技術が注目されるのは、気体中、液体中、どちらでも応用可能な点。
将来は、空気中の煙粒子や花粉の除去、液体中の粒子の回収なども可能になるに違いない。

水を入れないグラスハープの実現に挑む。

面白いところでは、グラスハープの研究も行っている。グラスハープは普通、足つきグラスに水を入れ、濡らした指で縁をこすって音を出すが、水を入れないで1オクターブの音をつくる試みにも挑戦しているのだ。グラスの大きさ、厚み、口径など、さまざまな条件を考慮し、理想のグラスを追求する。
これは、普段何気なく接している音が、立派な物理現象の一つであることを実感できる研究である。
音は力として利用することもでき、超音波洗浄器や超音波加湿器として製品化もされている。
この力を応用して、小さなものを捕まえたり、移動させる研究が、この研究室でさらに進化していく。

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    音響信号処理技術を基盤として、快適な音環境創りと音声・音響情報を利用した利便システム実現のための研究に取り組んでいる。

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