研究室紹介

分散人工知能研究室

人間とロボットが協力して暮らせる世の中に向けて。

複数のAIを協力させて問題解決を図る「マルチエージェント・システム」について研究しています。RoboCupレスキューやサッカーの大会にも参加し、世界大会などで上位を獲得しています。近年は愛知県警と協力し、AI技術による交通死亡事故を減少させる研究も行っています。私たちの研究は、人間とロボットが協力しあって暮らせる世の中をつくっていくことにつながっています。

情報科学部 情報科学科 伊藤 暢浩 教授

人工知能を備えたロボットやソフトウェアプロセスの協調動作のしくみを研究。社会に出て研究者、技術者として活躍してもらうため、研究開発の流れを重視して指導している。

その他の研究室一覧

  • 情報基礎理論研究室

    インターネット上でのデマ拡散防止につながる研究。

    詳細はこちら

    私は「システムが正しくできていることを証明する手法」の研究に取り組んでおり、近年は特にインターネット上での個人情報漏えいやデマ拡散の防止につながるテーマに注力しています。研究室の学生には私の研究テーマにとらわれず、自身で考えたテーマを探究してもらっています。自分のテーマを見つける力はとても大切で、最大限に伸ばしてほしいと思っています。

    情報科学部 情報科学科 河辺 義信 教授

    専門分野は、フォーマルメソッド(形式手法)、セキュリティ検証。研究には「定理証明ソフトウェア」を活用している。

  • 情報教育システム研究室

    勉強や仕事が楽しくなるしくみの構築をめざして。

    詳細はこちら

    SNS上のコメントや行政による統計情報など、多量のデータからAIなどを活用して特性を抽出し、サービスに活かす方法を研究。「教育現場で子どもの個性を見つける支援ができるシステム」「趣味や関心に合わせた雑談ができる人工対話システム」など、勉強や仕事を楽しくするしくみを、情報技術で実現するための研究に取り組んでいます。

    情報科学部 情報科学科 菱田 隆彰 教授

    専門分野は、教育工学、情報セキュリティ、ネットワークサービス。愛知県警のサイバー犯罪対策の部署にも技術協力。

  • 計算社会システム研究室

    AIを駆使して、さまざまな社会問題を解決に導く。

    詳細はこちら

    テーマは人工知能(AI)と社会問題。AIに社会問題を解決してもらうためにプログラムを組んだり、人の動きをドローンで撮影し、画像処理をすることで人数を可視化するなど、データサイエンスに基づいた研究を行います。この研究が3密対策、災害時の避難誘導、交通渋滞解消など、さまざまな社会問題解決の糸口になるはずです。

    情報科学部 情報科学科 内種 岳詞 准教授

    2019年に開設された研究室。知的好奇心をもってAIのアルゴリズム開発やシステムづくりをしていきたいと意気込む。

  • 土木情報・防災情報研究室

    土木情報・防災情報研究室

    土木情報・防災情報研究室

    災害時の避難行動を研究することで、被害を最小限に抑える。

    詳細はこちら

    名古屋駅周辺の地下街や地下駅、百貨店における災害発生時の避難行動について研究。実際の人の動きや交通量に基づいたシミュレーションから避難行動を調べています。地下街の管理会社などと連携し、地下街のマップを3D化してシミュレーションすることで精度を上げ、災害時の被害を軽減しようとするのが狙いです。

    情報科学部 情報科学科 中村 栄治 教授

    専門分野は、3Dレーザー計測、防災情報学など。電気・情報分野出身で、その独自の知識と経験を社会貢献に活かしている。

  • コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    スマートセンシング研究室

    コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    画像センシングで形状や色を計測。愛知県とブランド卵の品質向上に挑む。

    詳細はこちら

    画像センシングで形状や色を計測。愛知県とブランド卵の品質向上に挑む。

    卵の形状や色を画像センシング技術で数値化し、ブランド卵にふさわしい形状や色を判定。この技術は県の施設での採用をめざし、計測のスピード化と精度向上を実現します。研究では、学会やイベントに積極的に出展し、外部との接触を重視。違う視点からの意見を得つつ、イベントをやり遂げるといった成功体験の積み重ねを大切にしています。

    情報科学部 情報科学科 塚田 敏彦 教授

    専門分野は、マシンビジョンシステム。遠隔運転(HAVRec)技術開発では学科を横断し研究。

  • コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    情報基盤システム研究室

    コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    2018年、ETロボコンで全国大会優勝。未来で活躍する技術者を育成する。

    詳細はこちら

    2018年、ETロボコンで全国大会優勝。未来で活躍する技術者を育成する。

    次世代技術者育成に関する研究が主なテーマのひとつ。ロボカップジュニアに参加する小学生から高校生を支援する一方で、学生もETロボコンに参加し、将来に役立つチームワーク力やスキルを磨きます。働き方が変化する中、必要なのは個人の核となる得意分野や好きという気持ち。目標を設定して研究を進め、学生の成長を促します。

    情報科学部 情報科学科 水野 勝教 教授

    専門分野は、情報科学、電力システム工学、教育工学。電力会社と再生可能エネルギー研究も行う。

  • コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    コンピュータシステム専攻 システム解析制御研究室

    膨大な情報が行き来するネットワークシステムの革新に迫る。

    詳細はこちら

    システムの将来を予測し、トラブルを回避。

    コンピュータやクルマ、航空機などをつくる生産システムでは、多種多様な部品がさまざまな機械や装置を介して多くの経路で流れ、製品がつくられていきます。たとえば10種類の部品を1台のロボットで処理する場合、その流し方は実に360万通り。組合せの数が途方もなく大きくなる、組合せ爆発になってしまうのです。残念ながら実際のシステムでは、将来発生する予期せぬ出来事やトラブルを事前に知ることはできません。しかし、これを予測することができれば、安全に効率よく、高品質の製品を作ることが可能になります。当研究室では、組合せ爆発を避けながら、システムの将来の動作を予測し、それを回避する方法について研究を進めています。この研究によって、大規模で複雑なシステムを安全かつ効率的に運転することができるようになり、クルマの自動運転や地球規模の情報ネットワークシステムにも応用が可能です。

    世界でもはじまったばかりの研究分野に挑む。

    たとえば、離散的と呼ばれるばらばらに散らばった情報やものが流れていくネットワークシステムでは、それぞれが指定された目的地まで、渋滞することなく、効率よく、しかも安全に流れていくことが重要です。
    スムーズな流れは、低コスト化、短時間化にもつながります。これを実現するためには、情報をどのような順序で目的地に送り出せばよいか、どのような経路を使って流せば低コスト&短時間で届くか、どのようなタイミングで送り出せば途中の渋滞が回避できるかなど、さまざまな課題を解決することが必要となります。
    研究室では、ものや情報が流れていくネットワークシステムをモデル化し、その方法論の開発に挑戦しています。世界でも始まったばかりの離散システムに関する研究で他をリードすることが研究室の目標です。

    動画はこちら

  • モバイルコンピューティング研究室

    モバイルコンピューティング研究室

    モバイルコンピューティング研究室

    センサネットワーク、車々間ネットワーク、シームレスネットワークなど無線ネットワーク技術に関する課題を包括的に研究している。
    動画はこちら

  • 数理システム研究室

    数理システム研究室

    数理システム研究室

    モダン・ヒューリスティクスによるシステムの最適化や古典的手法による最適化あるいは準最適化に関する研究に取り組んでいる。

  • 組み合せ情報処理研究室

    組み合せ情報処理研究室

    組み合せ情報処理研究室

    コンピュータによる組み合せ問題の効率的な解法、並列計算、人工知能、データベースなどを研究。

  • ユビキタス情報処理研究室

    ユビキタス情報処理研究室

    ユビキタス情報処理研究室

    スマートフォン内蔵のさまざまなセンサを用いた屋内位置推定/行動認識や、音楽を媒介としたコミュニケーション支援に関する研究。
    動画はこちら

pagetop