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概要

愛工大マガジン2018

愛工大の建築学科を卒業後、愛知県立芸術大学大学院で、環境デザインとランドスケープデザインを学びました。進学を選んだのは、デザインの柔軟な視点や着想から、建築という専門的な領域の中に、誰にも負けない独自のスタイルを確立する必要性を感じたからです。大学院修了後も、自分のスタイルを確立する期間を設けて作品をつくっていました。その時目にした風景が、地元の失われていく棚田の風景でした。時代によって失われていく風景を目にし、建築にしかできない新しい可能性を模索するうちに、建物はこうあるべきだという自分のスタイルが見えてきました。その時つくった作品によって、「第51回セントラル硝子国際建築設計競技」で最優秀賞を受賞することができました。愛工大在学中は、さまざまな学びと経験を楽しめた4年間でした。建築学科の学びで現在でも役立っているのが、自分の手で図面を描くテクニックを養えたこと。アイデアを練る時も建築物のベースをつくる時も、手で描くという作業は必ず必要となるため、これでもかというほどの量を描けたことが、スペースデザイナーとしての基礎を作ってくれたと確信しています。また、3年次の9月に米国シアトルの建築事務所で1ヶ月間のインターンシップに取り組んだことも、貴重な経験となりました。このインターンシップによって、国や人それぞれに建築に対する考え方が違い、求められるスタイルも異なるということを肌で感じることができました。さらに、在学中に東日本大震災の被災地である気仙沼でボランティアを行ったことも、自然の中で人と建築のあり方を考える経験となりました。現地の人とは今もつながっており、東北に新しい観光資源をつくることも構想しています。現在、人々に生きる希望を与え愛されるまちに開かれるホスピスの建物の設計に取り組んでいます。このホスピスに代表されるように、社会の人々が共感し、必要とされるものを生み出していくことが、これからの目標です。スペースデザインというジャンルにとらわれず、アイデアを形にできるデザイナーとして努力を続けていきます。スペースデザイナーとしての土台は、愛工大で培った。大学、そして大学院を経て、自分のスタイルに出会う。愛工大で培った、デザイナーとしての基礎。「建築学の学びを活かして自分のスタイルを確立したい」。ブレない気持ちで大学院に進学し、スペースデザイナーとして実績を積み上げる先輩がいる。社会の一線で活躍するその先輩のチャレンジを紹介しよう。「第51回セントラル硝子国際建築設計競技※」で最優秀賞を受賞した作品。テーマは、棚田のある故郷の風景にインスピレーションを得た「風土と暮らす家」。社会で活きる、愛工大の教育力、3つのポイント実学教育1pont2pont3pont愛工大の建築学科のカリキュラムには、設計製図や建築設計などの実習や演習が豊富。授業で覚えた知識や技術を、実習で手を動かしながら身につけることで、社会に出た後の実践力を養っている。挑戦の機会企業でのインターンシップや建築設計競技(コンペティション)への出品など、挑戦の機会が豊富にあるのも愛工大ならでは。自分と戦い、時間と戦いながら、学生は大きく成長していく。分野を超えた学びカリキュラムには「こころの科学」や「現代社会と法」「地球環境」などの科目も並ぶ。人や社会、環境を理解することも、建築の大切な学び。分野※セントラル硝子国際建築設計競技:1966年以来、51年つづくを超えた学修が、活躍の場所を広げていく。 国際設計競技 応募総数188点(うち海外から87点) 1等1案のみhttp://www.cgco.co.jp/kyougi/archive/51st/A I C H I I N S T I T U T E O F T E C H N O L O G Y 020 夢へのチャレンジ